真彩希帆さんが2024年帝国劇場・梅田芸術劇場・博多座「モーツァルト!」でヒロイン コンスタンツァを演じることが発表されました。
真彩さんミュージック・サロン「La Voile」で、コンスタンツァがモーツァルトの良い妻になれないと歌う「ダンスはやめられない」を歌われましたね。圧倒的な歌唱力!
宝塚歌劇団を退団されてからも、大作でヒロインを次々射止められてきました。
真彩さんの声質とパワー、高音のゆとり、さらに持ち前の明るさが愛されていると思います。
真彩さんの魅力と宝塚について語りたいと思います。
真彩さんの魅力
宝塚時代、真彩さんのカラッとした男前の性格は女性からも受けていました。
ただ、望海風斗さんの前だけは、お淑やかにと心がけていらしたようです。
望海さん「Brilliant Dreams +Next」で、この番組に一緒に出演され「home」を望海さんとデュエットする、そして雪組で再会するという奇跡。
ただ、星組から雪組へ2度目の組替えをするときは、「私って・・・」と悩まれたそうです。それを乗り越えたからこそ明るい未来があった。
望海さんと真彩さんの組合せは、幸せな音楽の結婚。素晴らしいハーモニーでしたね。
真彩さんの声の魅力は、愛らしく高音が軽々と出るとこころです。苦しさを一切感じさせない。この不思議はどこから来るのか、解明して欲しいです。
宝塚では、望海さんに合わせる歌唱が多く、まだまだ力をセーブされていたと思います。
真彩さんが退団後にヒロインで出演されたミュージカル
「ドン・ジュアン」
「笑う男」
「ジキルとハイド」
「ファントム」
「LUPIN」
2023年に真彩さんが出演された「ファントム」「LUPIN」を観劇しましたので、その時の真彩さんについて語りたいと思います。
ファントムとLUPINの成功
真彩さんは、2018年雪組「ファントム」でクリスティーヌを演じられています。その時も素晴らしかったけど、2023年「ファントム」ではギアが一段上がった感じがしました。
この公演はSARAさんとWキャストでしたが、初日前日にSARAさんの休演が発表されて、全日程、真彩さんがされました。かなり緊張感もあったと思いますが「やるしかない」と語られました。
シングルキャストになって、真彩さんの喉を心配しましたが、高音の歌唱も美しく、本当に「オペラ座に舞い降りた天使」でした。
千秋楽まで喉を枯らすことなく、やり遂げた真彩さん拍手を贈りたいです。
真彩さんの歌唱と成績
ミュージカルにとって、歌唱、お芝居、ダンスの重要度を考えると、やはり歌唱が第一に来ると思います。
その次には、声質だと思います。外部ミュージカルで歌が上手いのは当たり前、魅力ある声質であるかどうか。
声質には好みがあるとは思いますが、個人的には主役をされる方では、山﨑育三郎さんの声が素晴らしいと思います。
元月組 組長 越乃リュウさん「私の中のイケボは、岡幸二郎さんと鳳月杏さん、そして森本レオさんです。」と語られていました。
鳳月さんの声、本当に魅力的です。
岡幸二郎さんは東宝「1789」でペイロールを演じた方、俳優の森本レオさんは穏やかな語り口が心に残っています。
真彩さんは98期、入団時の成績は11番。あまり上位ではなかったのですね。
試験はダンスの項目が多く、ダンスが得意な方が成績上位となると聞きます。
ミュージカルにとって歌唱が大事なのであれば、劇団内の試験も歌唱に重みを持たせた方が良いのではと思います。
宝塚では、ファンが自身に投影して夢が見れる美しさも大事だと思います。
男役も娘役も、顔の美しさ、スタイルの良さが人気につながる。
ファンから見て胸がときめくことが大事、それに歌唱とダンスがついてくればいいという考えもあります。
ただ、退団後は実力が最優先されることは、大作ミュージカルで真彩さんがヒロインを演じ続けられることからもわかります。もちろん、真彩さんは可愛いですよ。
顔が美しく歌も上手かったら、夢の世界がさらに煌めいてくる。
宝塚歌劇団は、歌唱法を極めて欲しい。
退団後の未来が真彩さんのように広がると思います。
真彩さんは多くのタカラジェンヌが目指す成功のモデルになると思います。
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