水美舞斗さん、瀬央ゆりあさんが出演されている「HiGH&LOW THE 戦国」も、残り8公演となりました。

昨日(2月20日) ソワレを観劇しました。

2週間前に観たときより、アドリブが増えていましたよ。

 

 

 

雨乞いでアドリブ

 

砂漠と化した須和国、リーダーは片寄涼太さん、その右腕で幼馴染が瀬央さんです。

その仲間に、劇団EXILE の小野塚勇人さん、うえきやサトシさんがいらっしゃいます。

 

このお二人はコメディ担当で、小野塚さんが変な雨乞いをしだすと、瀬央さんが後ろを向いて笑いをこらえているというのは、Xにあったので注目していました。うんうん、確かに!

 

うえきやさんが、片寄さんを励ます(片寄さんは過去を悔やんで悩んでいる)替え歌を歌い出しました。

前に観たときはなかったので唖然としましたが、面白いです。

戦闘シーンなどの緊張が続くので、和ませる場面になっていて楽しい。

 

瀬央さんの花月雪星宙、専科のポーズも決まっていました。迷いがない!

 

瀬央さんが真面目なお芝居に戻すところも注目です。

 

 

メイキング番組と比べて

 

今回はスカイステージでメイキング番組を見た後なので、比較して印象的だった場面はと言うと……

やはり、男同士で密かに愛し合っている、あの水美さんと藤原樹さんのバックハグ。

 

舞台では少し変わっていましたよ。

藤原さんが水美さんの背中側から抱くシーンは、指の広がりが大きくてよりワイルドな感じがしました。

「THE 戦国」では、男女で男同士という設定。このドキドキ感はなんだぁ。

水美さんの美しさと藤原さんの無垢な感じが青年らしさを生んでいるのかと思います。

 

宝塚のキスシーンは、男役が背中を向けて手で口元を隠すパターンが多いですね。

背中で語る男役という感じで、それもまたステキです。ただ、お顔が見えないなあとは思っていました。

バックハグなら、お顔がよく見えて感情表現するのに良いですね。

宝塚でももっと心情を伝える場面でバックハグはあっても良いかもしれません。

 

斬られて傷ついた藤原さんを、残して去らなければならない水美さん。その辛さが水美さんが藤原さんに最後に残す言葉の長さで伝わりました。聞こえない分、想像してしまいます。

 

水美さんも瀬央さんも、今回は男性用の殺陣になっているとメイキング番組で言われていました。

男性用と、宝塚での女性用の殺陣が、具体的にどう違うのかは語られなかったのですが、おそらくスピードと刀の振り数かなと思いました。

 

終盤、水美さんと瀬央さんが、男性の中に混じって激しい戦いをするのは圧巻です。

刀捌きが速く美しいです。

 

 

スペシャルカーテンコールの練習した

 

 
練習をするほど?
歌唱やダンスがあるということでしょうか?
フィナーレみたいな?すごい!
そう思うと、毎公演フィナーレが付く宝塚歌劇ってすごいですね。
 
カーテンコールは、水美さんの国の3番手櫻井佑樹さん。ハンサムでちょっと小心者を演じています。
櫻井さんはダンサーで斬られ役の「じゃっき〜」さんを紹介されました。結構お話が長かったのでセンターから「座長の表情見て~」と。
それでもひるまず、櫻井さんが「じゃっき〜さんに一言」。
じゃっき〜さんがご挨拶されて、舞台から落ちそうで落ちない技をここで披露したいと。
じゃっき〜さん、後方から走り込んで前方宙返り。舞台前方端1m以内に着地が決まりました!
 
はける時、RIKUさんが水美さんに話しかけて、水美さんが首を振っていらした。
想像では、「水美さん、前方宙返りできるでしょ?」と聞かれたのかなあ。できそう。
 
水美さんの気高い美しさ、瀬央さんの影のある男らしさ。
友情と愛に支えられ、若者が平和と幸せを求める物語。
LDHの方々の身体能力の高さ、歌唱の素晴らしさも心に残りました。

 

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