「歌劇2月号」を読んでいたら、今後の組替えについて気づかされることがありました。
星風さん歌劇表紙
「歌劇1月号」表紙は星風まどかさんです。
退団公演「アルカンシェル」で、美しく自立した歌姫を演じられています。
トップ娘役でも、「歌劇」の表紙になる方は限られています。
過去には、愛希れいかさん、真彩希帆さんが表紙を飾られました。愛希さんは長期トップ娘役で退団前にバウ主演、真彩さんは歌唱力が高く人気がありました。
星風さんは写真集の発売からも、劇団評価が高いことがわかります。
「歌劇」表紙は、トップスターと2番手で10枠は埋まり、残りは2枠です。
星風さんが1枠を取ったことで、水美舞斗さんと瀬央ゆりあさんは、今のまま専科なら表紙とならない可能性が出てきました。
今まで、男役は一度表紙になると、退団するまで掲載され続けていましたが、そのセオリーがなくなったのでしょうか?
水美さん、瀬央さんの少なくともお一人が、2024年に2番手以上になられると、お二人共、表紙を飾ることができます。
では、どの組に?という疑問がわきます。
水美さんは組配属される
2024年は花組、月組、雪組でトップスターが退団されます。
トップスターという一番の稼ぎ頭が退団されるわけですから、新体制を充実するために組替えがあるのではと想像します。
まず、2番手羽根を花組で背負った水美さんは、組替えできる組が限定されます。
水美さんは元花組2番手だったことから、現時点で組替えするとしたら、月組2番手でしょうか。
「歌劇2月号」DEUXは、月城かなとさんと鳳月杏さんです。
お部屋にいるようなリラックスウェアで、休日にくつろいでいるような雰囲気です。
月城さんが、鳳月さんに月組を頼みますと言われていそうと思ってしまいます。
鳳月さんが月組トップスターの場合、鳳月さん92期、水美さん95期で、学年の逆転がありません。
また、花組でお二人は一時期一緒でした。
2023年「歌劇12月号」My Treasure は、鳳月さんと水美さん。
鳳月さんは、宝物の作品として花組で主演した「スターダム」を挙げられています。
奇しくも、この作品の2番手役は水美さん。
また「宝塚GRAPH」3月号のSpecial Portrait は水美舞斗さん。
今まで組の2番手以上だけが掲載されてきたので、組配属を前提としているように見えます。
鳳月さんは大人の紳士、水美さんはアクティブな貴公子、タイプの異なるお二人だからこそ、厚みがまして魅力が増しそうです。
では、瀬央さんはどうなるのでしょうか?
瀬央さんは、星組で正2番手ではなかったので、いろいろな可能性があると思います。
花組、月組、雪組、そして宙組。今はなんとも言えません。
他にも「歌劇」に気になるベージがありました。
小桜さん組替え?
星組「組レポ」は、2023年12月まで小桜ほのかさんが担当されていました。「組レポ」は、中堅のジェンヌさんが基本的に退団されるまで続けられます。
「歌劇2月号」から、天希ほまれさんに替わっていて、小桜さんは唐突に辞められたという印象を持ちました。
退団ならもっと後に交代すればよいですし、「組レポ」の中で、ご挨拶があってもいいと思います。
小桜さんは、組替えなのではと思います。
星組「組レポ」は、以前、綺城ひか理さんがされていて、花組への組替えで辞められたことがありました。
「ME AND MY GIRL」で、小桜さんのマリア侯爵は素晴らしい歌唱でした。「RRR」でも高らかに歌われていて、実力が認められた可能性があります。
宙組から月組へ、天彩峰里さんを組替えする予定が中止されたことを考えると、月組は歌唱力のある娘役を望んでいる。
小桜さんが月組に組替えしてトップ娘役になるのではという想像もできます。
ただ、鳳月さんと小桜さんは接点がないことや、落下傘に近い形なので、組に馴染めるかなど心配になります。
小桜さんは、彩みちるさんと同期の99期です。
彩さんが月城かなとさんと同時退団を選ばれなかったのは、小桜さんのサポートを頼まれたのかもしれません。
彩さんにトップ娘役になって欲しい気持ちは変わりませんが、小桜さんの歌唱力を考えると、小桜さんにもトップ娘役になって欲しいです。
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