1月13日は、花組次期トップコンビ永久輝せあさんと星空美咲さんのプレお披露目公演御園座「ドン・ジュアン」が発表されました。

 

「ドン・ジュアン」は、2016年雪組 望海風斗さん主演で日本初演され、観劇した後一週間ぐらい「愛とは何か」と考えていた、心を奪われた作品です。

 

トップコンビは仲が良かったり、そうでもなかったり、いろいろですが、望海さんと真彩希帆さんを見て、ファンが夢を見れる仲の良さがあると人気が出るんだと思いました。

もちろん、実力派のお二人で素晴らしい歌唱があってこそですが。

 

2020年に宝塚友の会が会員に送付した望海さんと真彩さんの大階段でのデュエットダンスのカレンダー、今も額に入れて部屋に飾っています。このときの曲はリスト「愛の夢」。

 

永久輝さんと星空さんはどんな夢を見させてくださるのでしょうか?

 

永久輝さんは5代目VISAイメージガール、任期中に大作1本物でVISA冠協賛が付くかと思います。

VISA協賛作品を振り返って、新トップコンビの作品を考えてみたいと思います。

 

 

 

VISA協賛は「ベルばら」


VISA協賛は1988年花組 大浦みずきさん・ひびき美都さん主演「キスミーケイト」、星組 日向薫さん・南風まいさん主演「戦争と平和」から始まります。

VISAガールは、花組 愛華みれさん、花組 春野寿美礼さん、雪組 音月桂さん、花組 明日海りおさん、そして永久輝さんと100%トップスター伝説が更新中です。

 

過去のVISA協賛作品は、2005年以降はほぼ大作1本物です。

 

例外は、明日海さん退団公演2019年花組「A Fairy Tale シャルム!」と、花組100周年「元禄バロックロック The Fascination!」。この2作品は2本立てでした。

 

過去のVISA協賛作品(2005年~2023年)

 

複数回

「エリザベート」

「ロミオとジュリエット」

「ベルサイユのばら」

「王家に捧ぐ歌」

「ファントム」 

 

1回のみ

「1789」

「グレート・ギャツビー」

「アナスタシア」

「All for One」

「スカーレット・ピンパーネル」

 

本公演「ベルサイユのばら」は、ずっとVISA冠だったので、2024年雪組「ベルサイユのばら -フェルゼン編ー」はVISA協賛になると思います。

 

前VISAガール明日海さんは、任期10作品のうち、「エリザベート」と「A Fairy Tale シャルム!」がVISA協賛。

永久輝さんの場合、柚香光さん・星風まどかさん退団公演「アルカンシェル」が1本物なので、お披露目公演は2本立てでしょうか。

1年に1~2作品がVISA協賛だったことから、2024年はVISA冠は「ベルばら」1作品だけでしょう。

 

永久輝さんと星空さんに似合いそうな作品は、今までのVISA協賛作品なら何でしょうか?

 

 

永久輝さんに似合う演目は

 

永久輝さんと星空さんの任期前半なら「ロミオとジュリエット」、それ以降なら「エリザベート」「アナスタシア」が似合いそうです。

スカイステージ「夢の音楽会」で、永久輝さんと春野寿美礼さんが「エリザベート」の「闇が広がる」を歌われました。憧れの春野さんと共演されて永久輝さんが本当にうれしそうでした。

 

また、「ファントム」は、永久輝さんが組周りの花組で、そして雪組でも出演されている縁のある作品ですね。

永久輝さんプレお披露目「ドン・ジュアン」は、望海風斗さんが2番手時代に主演された作品。

望海さんのイメージを追うのであれば、望海さんの本公演大作と言えば「ファントム」なので、版権が取得できればありそうです。

 

2024年は「ベルサイユのばら50周年」です。

宝塚歌劇100周年のときは、2013、2014年に、月組、雪組、宙組で「ベルばら」が上演されました。

2024年雪組「フェルゼン編」以外にも、「ベルばら」は上演されそうです。

永久輝さんは軍服が似合うことは証明済。2025年「オスカル編」が来るのでは。

 

VISA協賛が付くと舞台セットや衣装が華やかになり、より宝塚歌劇の世界を惹き立てますね。

 

トップコンビに見る夢

 

永久輝さんは、雪組元トップスター早霧せいなさんの新人公演主演を4回されました。

早霧さんと咲妃みゆさんは、咲妃さんの”ちぎさん愛”が可愛くて「ちぎみゆ」と言われ大人気。

 

咲妃さんがご自身のことを「ちぎさんの一番近くにいさせていただけることの幸せを思っています。」とファンの気持ちに立って言われたのが印象的でした。

早霧さんはとてもユーモアがあって「手の上で転がされて3年」と大きな心で、咲妃さんを見ていらっしゃるのがわかりました。

 

永久輝さんのメッセージがVISAのウェブサイトに掲載されていて、「アルカンシェル」でのご自身の役について語られていました。

 

 

 

 

「エンターテインメントこそが国境を越えて人々と通じ合える手段」だと信じる強い思いがあり、芝居中でそういう楽曲も歌わせていただくのですが、私自身も日々エンターテインメントが見せる夢、人の気持ちを解けさせる力は偉大だと思って舞台に立っているので、いまの自分の心にとても響きます。

 

先日発表がありましたとおり、5月27日より花組トップスターに就任させていただくこととなりました。もちろん不安やプレッシャーもありますが、相手役の星空美咲、そして花組一丸となってこれからも良い作品をお届けできるよう、頑張っていきたいと思っております。皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

星空さんの名前を出して二人で頑張っていかれるという気持ちが伝わってきました。

まずは、「アルカンシェル」のエンターテインメントを愛する青年フリードリッヒを楽しみにしいます。

 

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