2月7日マチネ、雪組 「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル FROZEN HOLIDAY 」東京宝塚劇場で観ました。

礼真琴さん、七海ひろきさん、華形ひかるさんがいらしていたと後で知りました。見たかったぁ。

 

その後に、礼さん、ひろ香祐さん、紫りらさんが、ソワレ「HiGH&LOW THE 戦国」を観劇されたそうですね。

 

カーテンコールで、片寄涼太さんが瀬央ゆりあさんに「ナトゥお願いします」。

瀬央さん「ええっ! (客席の礼さんに)いいんですか?」

礼さん手で〇を作る。

水美さんと瀬央さんが礼さんに「お手本お願い」お願い

客席の礼さんが通路側席だったので通路に出てナトゥのお手本をしてくださった。

瀬央さんが真似してナトゥ。

水美さんがもう1回と礼さんにお願いして、礼さん計2回してくださったそうです。

その後、全員でナトゥ!皆さんすごい笑って盛り上がった!

ナトゥってみんなを幸せにするんですね。

 

 

朝美絢さん・夢白あやさん主演「仮面のロマネスク」の全ての配役、そして彩風咲奈さんの「ALL BY MYSELF」のポスター!超絶カッコイイです。

 

 

トップスターの退団発表後の東京宝塚劇場は、宝塚大劇場とは違って見えるといいます。

彩風咲奈さんと和希そらさんの退団を惜しみながら、新生雪組への歩みもあるはずです。

 

 

 

和希さんへの想い


「ボイルド・ドイル」は、ドールハウスのような書斎に本を積み上げたような階段がついていて可愛い。

彩風さんと夢白あやさんがお互いを思い合う夫婦で心が和みました。

 

この公演で退団される和希さんが、銀橋を渡って歌われると後もう少しで千秋楽なのだと思います。

お芝居のラストで彩風さんが和希さんに抱きついて「行かせない」とするのは、生田大和氏の粋な計らいですね。

 

彩風さん自身も次の本公演「ベルサイユのばら」が退団公演、この「FROZEN HOLIDAY 」が最後のショーですが、彩風さんのサヨナラを感じさせる場面は極力少なくして、和希さんの退団にフォーカスしているように感じました。

彩風さんと和希さんが二人だけで踊るシーンは、とても貴重な時間です。

 

和希さんが客席を見られる眼差しも今までと違うような気がしました。

和希さんが宝塚から去るのは寂しいですが、千秋楽のその日までイケメンボイスを響かせてくださりますよね。

 

 

彩風さん最後のショー

 

彩風さんの娘役・男役群舞のタキシードが濃い緑色にビジューが縫い付けられて美しい。 

彩風さんが「人生のメリーゴーランド」(ハウルの動く城)で踊る姿を焼き付けたいと思いました。

 

デュエットダンスは、夢白さんが先にはけて、彩風さんが一人で去られました。

彩風さんの退団は宝塚大劇場公演ではまだ発表されていませんでしたが、単独退団を思わせる構成になっていたのですね。

 

彩風さんはドラマティック・リサイタル「ALL BY MYSELF」で、「ODESSY」のブルームを演じていたトップスター。

なんと面白い構成でしょう。「ODESSY」は劇中劇として観客は観ていたともとれます。

 

作・演出 野口幸作氏は、雪組作品では「SUPER VOYAGER」「FROZEN HOLIDAY」そして「ODESSY」「ALL BY MYSELF」を手掛けられています。

「SUPER VOYAGER」では、「海のみえる街」は彩風さんの代表的なダンスシーンとなりました。

「ALL BY MYSELF」でも、あの軽やかで素晴らしいダンスを見せてくださるでしょう。

 

彩風さんの娘役・男役群舞は、「ベルばら」フィナーレでも観ることができますよね。

 

仮面のロマネスク配役から

 

「仮面のロマネスク」全ての配役がでました。

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2024/romanesque/cast.html 

 

 

 

2番手男役のダンスニーは縣千さん。やっと2枚目来ましたね。

初演雪組は轟悠さん、最近では2016年花組は芹香斗亜さん、2017年は柚香光さんが演じた出世役です。

 

一方、縣さんが演じた「ボイルド・ドイル」のドクトル・メスマーは売り出し中の男役の役とは思えません。雪組は縣さんをどうしたいんだろう?と思っていました。

ダンスニーをするということは、路線としての方針が決まったということでしょう。

縣さんは現在4番手、このまま雪組2番手になるのか?組替えで3番手となるのか?

 

娘役2番手役の貞淑なトゥールベル夫人は希良々うみさん。トゥールベル夫人は、一見従順に見えて自分を持っている女性。最後は自分で決めます。

希良々さんは歌が上手く大人の女性が似合うので楽しみですね。今までで最も良い役なので、餞別という可能性もあります。

 

可愛い、でも将来はメルトゥイユ侯爵夫人みたいになりそうなセシルは華純沙那さん。

セシルは少女なので、娘役ならいつでもできる役ではなく、華純さんにとっても今しかできない役です。可愛くしたたかで女性の本質でもあるセシル。

ダンスニー、トゥールベル夫人、セシルの三役は予想通りの配役でした。

 

朝美絢さんはヴァルモンのような美形の貴公子が似合いますね。

歴史に名を残す色男というと、カサノバ、ドン・ジュアン、光源氏、在原業平……

朝美さんのこれからの作品も楽しみです。

 

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