1月20日(土)は花組「アルカンシェル」宝塚大劇場一般発売でした。座席券は完売し、現在(1月22日)立見を残すのみとなっています。

花組トップスター 柚香光さん、トップ娘役 星風まどかさんの退団公演ですから、チケット難は致し方ありませんね。

ファンの方は、何度も劇場に足を運び別れを惜しむ。

涙を流すことで贔屓の新たなステージを祝福して送り出すことができる。

 

2024年は、花組、月組、雪組の退団公演があります。

星組「RRR」のチケット難から始まり、ずっと完売となっていきそうです。

 

コメントで、一般発売ではチケットをとることは難しいので、ファンクラブ(FC)に入ろうかどうか悩んでいるというご相談を受けました。

お気持ちわかります。FCとチケットに関する個人的な印象をここで少し書かせていただき、チケット難を減らす方法についても考えていきたいと思います。

 

 

 

 

贔屓を応援する気持ち


FCに入る動機は、やはり贔屓を応援したいからが一番で、次に贔屓の舞台を観たいからだと思います。

最近はあまりありませんが、不人気公演に贔屓が出演している場合も、観ることで贔屓を応援することができます。

 

かつて、月城かなとさんが休演されたとき、轟悠さん主演「チェ・ゲバラ」で月城さんのFCの方がチケ出しをされていました。

月城さんが立っていない舞台も観ることで、月城さんを支えていらっしゃるのだと思い知りました。

献身だと思います。

 

とは言え、ずっとチケットが当たらない、一般でもとれないという状況、FCに入ろうかどうか悩まれるのは当然だと思います。

路線男役のFCだと年会費もかかりますし、まずは、どれぐらい応援したいのかと自分に問いかけるしかないのかなあと思いました。

 

1月14日(日)、星組「RRR」東京宝塚劇場 宝塚友の会先行販売が、サーバーが落ちた?ためウェブ会員の方は長らく待たされたということを知りました。私は、宝塚大劇場先行販売のときも全く入れなかったので、東京はさらに過酷だろうと考えてトライしませんでした。

 

この先行販売の状況について、劇団がどうしてこうなったか説明もお詫びもしないのは、おかしいと思います。

また、元々チケット難なのだからしようがないと思っているのでしょうか。

しようがない面はあると思いますが、チケット難を少なくする努力は必要です。

 

 

チケット難を減らすには

 

「RRR」のような人気演目、トップスター退団公演と、ファンが観たい公演が続くと、チケット難となるのは当然です。収容人数に限りがある劇場では致し方ない?

 

「パンがないならお菓子を食べればいいのよ」とマリー・アントワネットが言った(実際は言ってないらしい)ように、「大劇場チケットがないなら別箱チケットをとればいいのよ」。

いやいや、別箱チケットもチケット難でしょう!

 

たとえば、梅田芸術劇場(阪急電鉄系列)での公演期間を長くするというのはどうでしょうか?

2024年、現時点で発表されている梅芸での宝塚歌劇公演は、月城さんコンサート「G.O.A.T」2週間、朝美絢さん主演全国ツアー4日間です。

 

2023年梅芸は東上公演の西の会場として、5組の各公演7~10日間公演がありました。

短期活用ですね。

 

東上公演梅芸の期間を長くすると、生徒の働き方改革に反するので難しいかもしれませんね。

 

現在、専科には、人気と華がある水美舞斗さん、瀬央ゆりあさんがいらっしゃいます。

お二人のどちらかの主演で梅芸ロング公演なら、チケット販売は困らない。

また、5組のスケジュールから独立しているので、過重労働も避けることができます。

 

ひとりのファンが、宝塚(東京)と梅芸を同時には観れないので、チケット難は軽減するはずです。

 

もう一つのメリットは、2024年のように年9公演から8公演とすることで収益が減りますが、専科主演公演をうつことで、収益の減少分を補うことができます。

ただ問題は、スタッフの方の労働時間を減らすことができないということですね。再演の活用で少し仕事量を抑えることはできそうですが。

 

2024年の再演と言えば、「ベルサイユのばら」ですね。

 

 

ベルばらイヤー

 

2024年は「ベルサイユのばら」50周年、「ベルばらイヤー」ですね。ベルばら嫌ではありません。

40周年2014年前後の2013年~2015年は「ベルばら」が数多く上演されました。

 

本公演

2013年月組 龍真咲「オスカルとアンドレ編」

2013年雪組 壮一帆「フェルゼン編」

2014年宙組 凰稀かなめ「オスカル編」

 

別箱公演

2014年雪組 早霧せいな「オスカルとアンドレ編」

2014年花組 明日海りお「フェルゼンとマリー・アントワネット編」

2014年宙組 朝夏まなと「フェルゼンとマリー・アントワネット編」

2015年花組 明日海りお「フェルゼンとマリー・アントワネット編」台湾公演

 

2014年は宝塚歌劇100周年でもあったので上演が特に多かったのでしょう。

2024年~2025年はさすがにこんなに多くは上演されないと思いますが、発表済みの雪組「ベルばら」だけとは思えません。

 

2024年新トップスターでは、オスカル、アンドレ、フェルゼンのいずれがお似合いでしょうか?

オスカルの金髪ロングヘアーがなかなか難易度が高いですね。

 

永久輝せあさんならオスカルかフェルゼン、鳳月杏さんならフェルゼン、朝美絢さんならオスカルか、またはアンドレ(アンドレ編)でしょうか。

 

2番手なら、暁千星さんは月組「1789」でフェルゼンをされていましたね。

 

水美さんのオスカルかアンドレ、瀬央さんのアンドレかフェルゼンもハマりそうです。

せっかくの「ベルばらイヤー」華やかに彩って欲しいと思います。

 

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