2024年は年明けから、能登半島地震、羽田空港での航空機炎上と、大きな災害・事故が続きました。
今も不自由な暮らしや精神的なストレスにさらされている方がたくさんいらっしゃると思います。
まずは、健康を維持されますよう願っております。
前回のブログでは、トップスター退団が発表されている花組、月組、雪組の現2番手の中で、
花組 永久輝せあさんを第一に考えた場合について書きました。
遅ればせながら「トップオブトップ」とは、5組のトップスターの中で抜群に人気があるトップスターを指しています。
コアなファンだけでなく、ライトファンを巻き込んでの共感が高いトップスター。
今回は、花組の視点で書いてみたいと思います。
今一番自然な考え
花組トップスター柚香光さんが、2024年「アルカンシェル」東京千秋楽5月26日で退団されます。
寂しいですが、次期トップコンビの発表もそろそろありそうですね。
全国ツアーを主演された永久輝せあさん・星空美咲さんが、新トップコンビとなるというのが、今一番自然な考えだと思います。
次期トップ娘役として、美羽愛さんも名前が上がることが多いですね。
星空さん、美羽さん、どちらも可愛らしく魅力的ですが、歌唱力で星空さん、永久輝さんとの身長バランスで美羽さんという気がします。
永久輝さんが海外ミュージカルをされるなら、星空さんが選ばれそうです。
2番手は聖乃あすかさんがなる場合と、組替えで2番手が来る場合が考えられます。
組替え2番手の場合では、明日海りおさんが、2013年月組準トップから花組2番手になられました。
明日海さんは、トップスター蘭寿とむさんの下、2番手を本公演2作されて新トップスターに、その稽古場での発表の様子が、NHKスペシャル「宝塚トップ伝説〜熱狂の100年〜」で放映されたのが懐かしいです。
もし、他組から2番手が花組に来るとしたら……
専科の瀬央ゆりあさんではと思います。星組で2番手羽根を背負わなかった分、柔軟に異動ができます。
瀬央さんの星組最後の作品「1789」、フィナーレの歌唱指導で花をあしらったビンクの衣装だったのは偶然か予言かがわかりますね。
前回のブログで、永久輝さん雪組への帰還について書きました。
永久輝さん雪組へ帰還
永久輝さんは雪組時代ノビノビされ笑顔がキラキラしていたように思います。
永久輝さんが、雪組から花組に組替えされる前に「雪組ポーズ」も作られて、今も雪組で定着しています。
永久輝さんが花組から雪組に組替えされる?可能性は低いかもしれませんが、美味しい2番手継続することで人気アップにつながると思います。
また古巣に戻ってトップスターになることは今までにもありました。
花組
蘭寿さん 花組→宙組→花組トップスター
雪組
壮一帆さん 花組→雪組→花組→雪組トップスター
「おかりなさい!」という気持ちになります。
もし、永久輝さんが雪組に異動されたら、
雪組は「おかえりなさい!」
花組はそのときどうなるのでしょうか?
花組もおかえりなさい
現2番手で、花組トップスターに落下傘できる方と言うと
月組 鳳月杏さん、雪組 朝美絢さんです。
現在、2番手歴が鳳月さん5作(予定含む)、朝美さん5作です。出演者が既に発表されているところまでの作数です。
鳳月さんは花組での在籍経験があり、花組へ組替えもイメージできますが、朝美さんと花組は今まで縁がなかったですね。
花組 鳳月杏
月組 朝美絢
雪組 永久輝せあ
この大胆な組替えは「おかえりなさい!」ではありますね。個人的には鳳月さんには、月組でトップスターになって欲しいです。
一方、組からではなく専科から花組トップスターということなら、
凪七瑠海さん、水美舞斗さんが考えられます。
凪七さん、水美さんは、それぞれ外部公演に出演が予定されています。
過去に専科で外部公演に出演された男役でトップスターになられたのは、湖月わたるさん、香寿たつきさんがいらっしゃいます。
お芝居の技術を学ぶだけでなく、露出を増やして新たなファンを獲得できそうです。
宝塚歌劇の全国ツアーに近いメリットがありますね。
水美さんが花組へ帰還するならば、専科に行かなくても良かったという見方もあると思います。
水美さんが専科に異動したことには、2つメリットがありました。
1. 永久輝さんの2番手が実現した。
2. 星組 礼真琴さんの休養時期に博多座W主演ができた。
「おかえりなさい」は、ミュージカルで苦難の旅をして帰ってきたヒーローのように、ファンを熱くさせます。
宝塚歌劇の人事には、ときに感動が必要だと思います。
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