本日(12月27日)、雪組トップスター 彩風咲奈さんの退団記者会見が行われました。

白いスーツに身を包んだ彩風さん、カッコイイです。やっばり足の長さ2メートル!彩風さん可愛い!


https://hochi.news/articles/20231227-OHT1T51044.html?page=1 


 

記者会見の始めに、村上理事長から「現在の宝塚の状況につきまして大変ご心配をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます」

退団以外にコメントすることは差し控えさせていただくということが言われました。

 

この日だけは、彩風さんの大切な退団会見なので、他のトップスターと同様に退団に関することだけになって良かったです。

 

 

次の一番のお仕事


彩風さん「就任した時から、次の一番のお仕事は宝塚を卒業すること」


トップスターになることの重い責任もさることながら、次にバトンを渡すことも大切なことなのですね。

確か、望海風斗さんも言われていました。

彩風さんは目標をハッキリ決めるクレバーな方という印象を持ちました。


コロナ禍で全日程中止となった「オデッセイ」がリスケジュールされた2022年夏頃に 

「もうそろそろかなという時期を決めました」


本公演だと2作目「夢介千両みやげ」と3作目「蒼穹の昴」の間ですね。そんな早い時期に決められたのですね。


「コロナやいろんなことがありましたが、自分が今何をすべきかずっと問い続けて、どんな状況の時も皆さまと雪組と宝塚を愛する気持ち、これだけは真実だと思っています」


「雪組と宝塚を愛する気持ち」に泣けてきます。


 

 

ベルばらをゴールに


「私が宝塚を目指したきっかけが2001年の『ベルばら』。ご縁がつながっているような気がして、ぜひこの作品で退団をしたいな、と思いました」


確かに「波瀾爆笑わが人生」にもありましたね。

彩風さんが「ベルサイユのばら2001」を偶然TVで観て、彩輝直さんオスカルに一目惚れしたこと。まだ、彩輝さんの名前も知らなかったこと。


新人公演主演を果たした「ベルばら」で卒業される。

「ベルばら」は、彩風さんの宝塚人生のスタートとゴールなのですね。

 

 

 

トップが転んでもがいている姿

 

彩風さんは、夢白あやさんに

「あやちゃんには、自分のタカラヅカ人生をまっとうしてから退団してほしい」


夢白さん「自分はまだ、やるべきことがあると思います」

夢白さんには新たな目標が既に告げられているのでしょう。夢白さんのやるべきこと?大作でしょうか。


彩風さんは雪組について

「私のことをすべて分かってくださっている方々ばかりで、下級生に至るまで明るくて優しくて、私の方が見守ってもらっているようなこともたくさんありました」


雪組の上級生の方々のお顔が目に浮かびます。

とても温かな組、家族のようなイメージを持っています。


「1回やるのに100回練習。完璧にはやれない。自分でも“カッコいいトップスター”ではなかったなって、すごく思うんですけれども、自分をさらけ出せる環境を、みんながつくってくださったおかげ。これから先も男役としての集大成をお届けしたいという気持ち。転んで、もがいている姿も、全部みんなに見ていただきたい」


そうした「彩風さんの転んでもがいている姿」を、下級生が見て学んでいかれると思います。

 
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