宙組全日程・組替え中止『ご遺族の心情を一番にと思いたい』

本日（12月5日）、宙組「パガド　Sky Fantasy!」東京宝塚劇場　11月15日から千秋楽まで全日程公演中止の発表がありました。

また、きよら羽龍さんと天彩峰里さんの組替えの中止が発表されました。

先週の土日に日比谷のシアタークリエに行ったときは、東京宝塚劇場の室内照明が点いていたので、公演再開の準備をされているのかと思っていました。

また、「宙組東京宝塚劇場公演中止にともない、組替えを中止いたします。」の理由は不可解です。

全日程公演中止

今回の宙組公演はこれで、宝塚大劇場初日、2日目の計3回だけとなりました。

この公演中止が意味するものは何なのでしょうか？

ファンとしてはどういった理由と経緯で千秋楽まで公演中止となったか知りたいです。

現在進行中の聞き取り調査で、新たな展開があったのでしょうか。

年内に第三者委員会が立ち上げされるとのこと、阪急と劇団が、Aさんの自死と宙組の関係を重く受け止めての判断だとは思います。

退団を予定されている　優希しおんさん、花宮沙羅さんは退団を延期されるのか、千秋楽付けで退団となるのかも気になります。

以前、コロナ禍で雪組「ODYSSEY」が全日程公演中止になったときは、琥珀れいらさんは千秋楽付退団でした。公演なしの退団は気の毒でした。

長い宝塚歌劇の歴史の中でも、発表した組替えが中止されるのは初めてではないでしょうか。

この組替えは、発表された時点でやっぱり無理があったのかもしれません。

9月15日発表当時

天彩さんは「ヘアアイロン事件」の当事者です。発表当時は、天彩さんが月組で退団する？あるいは次期トップ娘役か？という呼び声もありました。

組替えが予定されていた月組はトップコンビの退団公演、天彩さんにスポットがあたった報道があっても困るということは想像できます。

「宙組東京宝塚劇場公演中止にともない、組替えを中止いたします」

宙組公演が実施できないと組替えができないのはなぜでしょうか？

公演できないほどの証言があった・・・それは天彩さんにも関係するのかもしれません。

宙組へ組替えが発表されていた　きよら羽龍さんを心配する声がありました。

コメントで教えていただいたのですが、宙組公演の目処が立たず、きよらさんを宙組に異動させるわけにはいかないということはありえます。

この組替えが行われれば、Aさんの自死に全く関係のないきよらさんが舞台に立てず、天彩さんは月組公演に出演することなります。

まずは白紙になって良かったと思います。

この9月の組替え発表が、Aさんに与えた影響はあったのでしょうか？

Aさんご遺族側代理人弁護士川人博氏の会見（11月10日）で、お母様の悲痛な手紙がありました。

「劇団は、娘が何度も何度も真実を訴え、助けを求めたにもかかわらず、それを無視し捏造隠蔽（ねつぞういんぺい）を繰り返しました。」という言葉は忘れられません。

Aさんは助けを求めていたのです。

Aさんは来春退団予定だったとはいえ、天彩さんが組替えするというのは、複雑な思いだったのではと想像します。

もっと早くにどうして私を助けてくれなかったのかと思っても不思議ではありません。

Aさんは天彩さんほどスターではなかったから、劇団はAさんを大切に扱ってこなかったともとれます。

公演中止は、かなり重い証言があったのか、さらなる報道を避けるためなのか・・・

宙組公演を今実施するよりも、ご遺族の心情という最も大切なことが選ばれたと思いたいです。

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