音声で聴く「美園さくら」17回目、美園さんは大学院修士課程2年生、論文をまとめる時期なのでかなり忙しいのではと思います。
冒頭、元気がなかったと反省して、オープニングから元気よくやり直す美園さんと荒井さん。
美園さんのサービス精神を感じました。
今年、美園さんは愛知県にある東海高校「カヅラカタ歌劇団」の演技指導に行かれました。
SNSで写真が出ていましたね。
今までにも多くのOGの方が指導に行かれています。
望海風斗さん、天真みちるさん、桜良花嵐さんも指導されました。
美園さんは、お稽古最終日に彼らを叱ったそうです。
美園さんは叱るのが苦手、音楽学校時代も下級生を叱ることができなかったそうです。
自分ができてないのに叱れないと感じていたとか・・・
「カヅラカタ」学生たちに
学生さんがお稽古で間違えた時、笑ってごまかした。
美園さん「笑っちゃうのもわかるんだけど、宝塚では殺されちゃうね」おおっ。こわい!
でもその真剣さは必要なのでしょう。
見てもらうときまでに完璧にしてこないことに、あえて叱ったそうです。
美園さん「その瞬間を大事にしないと、進学校で勉強もしなくてはいけない中、演じているのであればと・・・叱るのはエネルギーもいるし難しい。自分がどう思われるかを考えてしまうけど。」なかなか叱れないです。
帰りの新幹線のホームで、学生さんから美園さんにLINEが
「稽古への感謝と最高の舞台を作り上げたいという決意が長文で綴られていた」
美園さんの叱りの気持ちが通じたのです。
叱るときこそ愛がないといけないと感じました。
退団後の楽屋で
美園さんが宝塚歌劇を観劇したとき、楽屋で「美園さんは怒ったら怖かったんだよ〜」ということになっていたとか。
美園さん「こんなエッセイ書いちゃったのに、叱るのが不得意とか何だよ〜とか思われますよね」
怖いなんてないそうです。根も葉もないウワサ・・・
今年、美園さんはいとこの詩花すずさんがいる星組「1789」を観劇されたので、その時のお話かなあと思います。
客席にいても見られてる感があったと言われていました。OGは大変ですね。
「たまさくコンビ」ファンの方から
リスナーの方「珠城りょうさんと美園さくらさん(たまさくコンビ)、お二人の緊張感が不仲と感じられることもあったことが残念でした」
確かに「I AM FROM AUSTLIA」公演前に、お二人でオーストリアに行かれた時の様子から「珠城さんの塩対応」が話題になりました。
後に「音声で聴く 美園さくら」で美園さんがインフルエンザにかかっていて熱があったことを話されました。そういった事情では、帰国後もスケジュールが入っている珠城さんが少し距離をとりたいと思われても仕方がなかったのかなと思います。
美園さん「珠城さんは男役も娘役も自立しているトップコンビが理想」と考えられていたそうです。
一方、美園さんは「たまきさん〜」と甘えたい気持ちがあったとか。
そのすれ違いがあったのかもしれませんね。
美園さん「お互いに自立していて、コンビとして1つに見えるのは難しいことなので、たまさくコンビのファンと言っていただけるのは嬉しいです」
娘役が寄り添い男役が受け止める姿もステキです。
それも技術に裏打ちされていなければということでしょう。
ランキングに参加しています。
バナーを押していただけたらうれしいです。