初舞台生が組配属され新しい風が吹き込む一方、退団される方々がいます。
宝塚歌劇はいつも新しく生まれ変わっている。わかってはいるけど寂しい気持ちになります。
5月23日に花組退団者が発表されました。
航琉 ひびき
和海 しょう
春妃 うらら
航琉さんのお芝居を
「うたかたの恋」で、ルドルフ(柚香光)の執事ロシェックを演じられました。寡黙で表情のないロシェック、難しい役だったと思いますが、抑えたお芝居が上手かったです。今までロシェックは、コミカルで笑いをとる役だったのですが、時間の関係なのか割愛されていました。副組長さんだから辛抱のいる役をされているのだなあと思っていました。こんなに早く退団されるとは。
「鴛鴦歌合戦」では、お芝居の上手い航琉さんの見せ場がありますよね。
和海さんと言えば
和海さんは、「エリザベート」新人公演のフランツを演じられました。新公学年とは思えないフランツ、低音で安定した歌唱が素晴らしかったです。
歌唱が宝塚のレベルを超えていた本役の北翔海莉さんから学ばれたことも多かったのではないでしょうか。
ショーでは「Sante!!」、ソリスト(瀬戸かずやさん)(男役)とプリマ(水美舞斗さん)(女役)のダンス場面での歌唱が忘れられません。
和海さんは福岡県出身で、福岡ソフトバンクホークスの試合で国歌斉唱をされたこともあります。国歌斉唱することが念願だったと語られていましたね。
映画「鴛鴦歌合戦」では、名優 志村喬さんが演じた志村狂斎、映画だと3番手格というか、全部持って行く存在感がありました。和海さんのいい声をイメージすると今から楽しみです。
春妃さんの若紫
「新源氏物語」で、春妃さんは紫の上の子供時代 若紫を演じました。とてもあどけなく可愛らしかったです。
光源氏(明日海りお)の命を受けて、惟光(芹香斗亜)が若紫(春妃うらら)を抱いて奪い去っていくシーンが心に残っています。
「邪馬台国の風」では春妃さんはカナという村の娘、邪馬台国の戦士ツブラメ(水美舞斗)と恋人同士でした。
ツブラメが戦いに行く前、ひととき心を通わす二人が愛おしかったです。
そういえば、「うたかたの恋」では、ルドルフ(柚香光)の妃ステファニー(春妃うらら)を引き留めるジャン(水美舞斗)との激しいダンスがありましたね。
退団される方の思い出の中に水美さんの姿が浮かびます。
スカイステージ6月新番組マイスターの教えリターンズ#1「銀ちゃんの恋」(夏美よう・水美舞斗)が放送されますね。
楽しみにしています。
それ以外にも水美さんの近況がわかる番組があるといいなあと思います。
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