観劇日が近くなって、宝塚歌劇団からメール「宝塚大劇場公演をご観劇の皆様へご協力のお願い」をいただきました。
内容は改札内への入場は、公演日当日に「入場認証のみ」とする場合があること、また一部座席については本人確認を行うということです。一部座席とは転売サイトで売買された列番に近い座席ということでしょうか。
宙組「カジノロワイヤル」は、真風涼帆・潤花退団公演。転売チケットも高騰しています。
トップスター退団公演の前楽や千秋楽は、ファンにとっては一生に一度きりという思いがあります。
このファン心理がある限り、転売はなくならないように思いますが・・・
本人が観劇する前提
チケットの抽選エントリー時に、本人が観劇することを前提としているので、「入場認証のみ」や本人確認があっても困ることはないと思います。
ただ、仕事や家庭の事情で行けなくなったとき、家族に変わりに観劇してもらうような場合は、本人確認があると入場できないのでしょうか?本人のみというならしようがないのかもしれません・・・
入場を拒否するのもチケット転売防止に一定の効果はあると思います。
以前、2019年東宝「レ・ミゼラブル」では、転売チケットの日時と座席列番を公表し、本人確認できない場合は入場をお断りすると発表しました。その座席を転売で買った人は青くなったでしょう。
一方、転売業者にチケットを売らない方策はあるのでしょうか?
何年か前に
「宝塚友の会」から年賀状が届いた年が2年ほどありました。これはうれしいサービスでした。
登録住所に本人が住んでいることを確認したのですよね。会員全員に送るのはかなりコストがかかったと思いますが、架空の住所で登録していた会員は退会となったのかと想像します。
チケット転売防止策も進んで
「ジャニーズ」では、チケット転売した当選者を特定できた場合、その方は以後、当選しないよう、あるいは退会にするシステムがあります。
おそらく、「宝塚友の会」でも監視をしていて・・・今回のように本人確認すれば確実に特定できそうです。
そういえば、月組新人公演の日、13時本公演の改札前で係り方が本人確認を実施しますと言われていました。新人公演のようなレアな公演と同日、マチソワしたい。13時本公演も高額転売になるということでしょうか。
また、一部の劇場やレジャー施設では、顔認証による入場システムも始まっています。ももいろクローバーZやB'zのコンサートで導入されました。チケットの提示はなく、ただ歩いて顔を認証させるというものです。髪型やメイクに左右されないのでしょう。違う人と判定されないかちょっと心配ですが。
以前、宝塚歌劇で自分でA4チケットをプリントするのを選ぶと当選確率が高くなるというのがありました。顔認証を選ぶと当選確率をアップするのはどうでしょうか。
チケトレの手数料
観たかった公演、つらいけれどチケトレに出品する。手数料がなかなか高いです。
このダブルな辛い感が、チケトレ出品が少ない原因の1つと思います。
出品手数料:出品チケット金額の10% ※3,999円以下の場合は一律405円
送金システム手数料:275円
宝塚大劇場のS席1枚8800円を出品する場合
手数料の合計=1155円
劇団四季の場合
四季の会会員 月5回まで無料、6回目以降成約した金額の5%
会員でない人 成約した金額の5%
月5回まで無料・・・5回も出品しなさそうですが、宝塚歌劇も月1回まで無料にならないものでしょうか。
ただ、四季の会の年会費は、3000円~1000円と利用できるサービスによって段階があります。
四季の会フルコースウェブ版2000円は、宝塚友の会ウェブ会員1500円とほぼ同じランクだと思います。
宝塚友の会の年会費は、公式の二次流通が必要とされていない時代から据え置かれているので、宝塚友の会の年会費を500円上げて、会員に支持される独自のシステムを作るのはどうでしょうか。
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