たぶん
これからもずっと付きまとう

心の中からいなくなることはない

水面下でじっとしてても
しんどいときに現れる

だって
あの空間を思い起こせば
いつだって強くなれるから

記憶は強さの根源
悲しい想い出
嬉しい想い出

全部ひっくるめて
あの空間こそが
今の俺が俺でいられる根源
帰ってきた
この空間へ

永遠はここだけにある

勝手に俺を想像して
勝手に俺に失望しやがれ

だから、俺は
想像しやすい自分をつくる

俺の心の内で踊らされ
俺を勝手にバカにしてるがいい

鬱蒼と生い茂る
言葉と理想の森の中


密かに埋められてた
感情のタイムカプセル


最後の最後で
地雷と化した

いつも比較を始めるとダメになる


なんだかんだ言っても

俺は比較を始める


そして、それは

現在との終わりの合図と知っていた

結局のところ
圧し殺したのは自分

互いが自分自分じゃ
全てが終わるから

人は寄り添うから『人』って書くんだよ

悲しい時は寄り添え合えばいい


そうロマンティストが言った


悲しみで人が寄り添いあう時

互いで互いを絞めあうだけだ


お互い悲しみに溺れてゆくだけだ


そうリアリストは言った


人が寄り添う時

片方はじっとその重みに踏ん張っている


人が悲しみで寄り添うとき

それは『入』という漢字だ、と

ありふれた日常の裏側は

いつも悪意・悩み・絶望が流れてる

幸せがチラっチラっと見えてくると


サド侯爵は舞い降りて

自ら全てを壊したくなる


壊れたものはもう直せない

それは身に染みてはいるが

価値観の違い


価値観とはぶつかり合うものだ


俺はあの時

ぶつかり合いながら練り上げようとしたものを

ずっと忘れない