こんにちは。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの にのまえ遼です。

 

本日は、先回のblogの補足。

 

先回のblogを読んで…。

「世の中の人が欲しがっている情報を出す…ってのは分かるけど、世の中の人がどんな情報を欲しがっているのは、どうやって探せばいいんだ???」って思った人、絶対いますよね。

 

私も昔、よく有名作家さんが、「自分が書きたいものではなく、世の中に求められているものを書くべきなんだよ!」というのを聞いて、「いやいや、普通の人、それが分からなくて困っているんですよ」と思っていたので、そのお気持ち、よく分かります。

 

 

そもそも…。

有名作家さんの元には、出版社がリサーチした上で、「こんなテーマと内容で本を書いてくれませんか?」というオファーが来る。

つまり、出版社が「世の中の人が欲しがっている情報はこれです」って持ってきてくれるわけですから、簡単に知ることができるわけです。

 

 

じゃぁ、出版社から、そんな情報が入ってこない人は、どうやって、「世の中の人が欲しがっている情報」を知ればいいのでしょうか???

 

ひとつは、世の中の流行を調べること。

売れてる本、売れ筋商品、話題になっていることなど、トレンドを見れば、世の中の人がどんな情報を欲しがっているのかが見えてきます。

 

他にも、数年間に売れ筋だった本を調べて、ターゲットを変えるという方法もあります。

例えば、体幹トレーニングに関する本は出尽くした感がありますが、その多くは現役アスリートやスポーツをしている人向けでした。それを、60歳以上の方をターゲットにして、「歩くだけで体幹が鍛えられるウォーキング」にすればいいのです。

売れた本ってことは、世の中で、その情報を欲しがっている人が多いってことですから。

ただ、今までのターゲット層以外にするだけで、それは、世の中に欲しがっている人が欲しい情報にできるのです。

 

もうひとつが、ドラッカーがよく言う、「すでに起こっている未来」から、世の中の人が欲しがっている情報を知るって方法があるのですが、これ、説明しだすと長くなるので、また別の機会にお話しさせていただきますね。

 

 

あなたが持っている情報の中で、世の中の人が欲しがっている情報は何???

もし、その情報が足りなければ、補填する。

 

そうやって考えていくと、世の中の人が欲しがっている出版の企画書、意外と簡単に作れるんですよね。