こんにちは。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの にのまえ遼です。

 

 

商業出版したいってことは…。

大前提として、「世の中に出したい情報がある」ってことですよね。

 

でも、発想の逆転で…。

「世の中の人が欲しがっている情報を出す」って考え方もありなんですよね。

 

その情報を欲しがっている人が多くいるってことは…。

本が売れる可能性も高くなりますから、商業出版できる可能性も高くなります。

出版社は、売れる本を出版したいと思っていますからね。

 

 

実際、何冊も何十冊も出版する著者の方も、次のように真っ二つに分かれます。

⇓⇓⇓

A.自分が世の中に出したい情報がたくさんある

B.世の中が欲しがっている情報を探している

 

で、Bのタイプの場合…。

自分の持っている知識や経験の中で、世の中の人が欲しがっているものを出す!ってのが理想なのですが、世の中の人が欲しがっている情報が自分の中で不足している…ってことも、ままあります。

 

その場合は、補填すればいいんですよ。

 

ある、有名著者さんは、典型的なBタイプ。

出版社から、「出版会議で、こんな本を出そうって決まったのですけど、このテーマの本って書くことができますか?」と相談が来てから、その分野の勉強を始めるのだそうです。

 

もちろん、出版社も、「この人なら、このテーマかけるんじゃない?」って目星をつけてから声をかけてくるので、その方の得意分野と全く違うテーマを持っていることはありません。

 

例えば、ビジネス系の著者に、レシピ本の依頼を出すことは無いわけです。

 

でも…。

じゃぁ、ビジネス系の著者であれば、マーケティングからマネジメント、メンタル管理、ネットワーキング、ロジカルシンキングなど等、ビジネスに関するあらゆる知識と経験を持っているのかというと、そうではないですよね。

 

だから…。

Bのタイプの著者は、依頼が来てから、他の人の本を読んだり、調べたりして、自分に不足している知識を補填して、本を書いているのです。

 

 

もしかして、「そんなので大丈夫???」って思われる人もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、そんなので大丈夫なのです。

 

それは、不足している知識を、他の人の本を読んで補填したとしても…。

それは、「単なる、他の人の本のまとめ」ではなく、「著者の持っている知識に、著者のフィルターを通したまとめを加えたもの」になるからです。

 

こうやって考えると、自分の最も得意な分野以外の本も書けるようになりますよね。