こんにちは。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの にのまえ遼です。

 

さて…。

心理学では、行動の源泉は、「痛みの回避」「快楽の追求」しかないとされています。

もう少し分かりやすく表現をするなら、「問題が解決されるとき」と「喜びや楽しみがあるとき」に人間は行動を起こすのです。

 

喜びや楽しみが足りていないというのも、一つの問題がある状態ですから、究極的に言うと、人間は、自分の問題が解決されるときにのみ行動を起こすのです。

 

例えば、待ち合わせの時間より早く着きすぎて、時間を潰すのに近くにあった本屋に入ったとします。

 

時間を潰すためですから、本を購入するつもりは、さらさらなかった。

ところが、そこに並んでいた本を思わず手に取って、購入してしまった…なんて経験は誰にでもありますよね。

 

 

その、思わず手に取ってしまった本って…。

それを読めば、あなたの何らかの問題を解決することができるかもしれない…と思ったから購入したんですよね。

 

自分が書きたいテーマだから…というのと…。

自分の書きたいテーマが、誰の、どんな問題を解決することができるのかを理解しているというのでは、企画書のクオリティはまったく違ってきます。

 

売れる著者さんは、企画を作る時、読者がきちんとイメージできているのです。

そして、目の前にいる、そのイメージの読者と、「これをね、こうすると、こういう風になるから、問題が無くなるでしょ」という感じで、話をしながら企画書を作っているのです。

これ、原稿を書く時もそうです。

 

で、出版会議を通らない出版企画を作ってしまう著者さんは、このイメージができてない。ただ単に、自分が書きたいテーマに関する知識や経験の中で、どれとどれを、どの順番で並べればいいんだろう…と考えながら、企画を作っているんですね。

だから、企画に血が通ってないというか、読んでも心に響かないんですね(抽象的な表現ですみません)

 

 

朝の更新で、「読者ターゲットは現時点ではざっくり決める程度でいい」というお話をしましたよね。

 

それは、ざっくりの読者層をイメージして、その人が抱えている問題の解決方法を、その人に理解してもらえるよう話をしていくように、とりあえずの企画書を作り、それを手直ししていくと、どんどん、読者ターゲットは明確になってくるからです。

 

 

例えば、20代の営業マンを集めて、営業で売れるポイントの話をするのをイメージしてみる。

 

大学を卒業したての営業マンと、営業を5年間やってきた人では、持っている知識も経験値も違いますよね。

大学卒業したての営業マンなら、本当に基本的なことから教えたり、細かな説明を入れる必要があるでしょうし、5年やってきた営業マンなら、やってきたからこそ出てくる問題があったりする。

 

そうなると、ざっくり作った企画書を手直ししながら、「あれ。これ、新卒には分かりにくいよな」「これ、5年やってきた人には必要ない情報だよな」とか思い付くので、「う~ん、じゃぁ、営業を5年くらいやってきたけど、なかなか結果が出ない人を読者ターゲットにしよう」って感じで、読者ターゲットの詳細が明確になっていくのです。

 

ということで、誰のどんな問題を解決する本にするのか…。

本日の課題、張り切って考えて書き出していきましょう~♪

 

 

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