こんにちは。いつもありがとうございます。
商業出版エージェントの にのまえ遼です。
さて…。
商業出版の企画書で、もう一つ大切なもの。
それは、「プロフィール」です。
「出版社のハートを射抜く企画」の作り方を、シリーズで書いてきましたが…。
プロフィールと企画書の作り込みは、反比例します。
つまり…。
プロフィールが凄ければ、出版企画書なんてペラペラでよく…。
プロフィールがしょぼければ、出版企画書はガッツリ作りこむ必要があるってこと。
まぁ、これ、普通に考えると分かると思うんですよね。
「ホームレスから起業して、資金もコネもない中から5年で東証一部上場。米国フォーブス誌が認める、世界のビジネスに影響を与えた100人に選ばれた、年収20億の経営者」ってプロフィールのAさんと…。
「過疎問題を抱える町の商店街の中でカフェを起業して15年。少しずつではあるが売上を伸ばし、現在では人気店に。今年、年収500万円を達成した経営者」ってプロフィールのBさん。
もし、あなたが編集者なら、AさんとBさんのどちらに興味を持つでしょうか?
当然、Aさんだと思います。
だって、Bさんのプロフィール、しょぼいと感じてしまいますもんね。
でもですね…。
実は、Aさんだけじゃなく、Bさんも、ぶっちゃけ凄いんですよ。
Aさんの凄さは、読むだけで分かるので、説明は割愛するとして…。
創業10年以内に90%の企業や商店が倒産するんですよね。飲食店では5年で90%とも言われています。
それを、過疎問題を抱える町という悪条件の中で、売上を伸ばしつつ、15年も営業を続けてきたとなると、正直、凄いんですよ。
それに、年収500万円ってのも、日本人の平均年収を超えている。
同じ条件化で経営しているカフェと比べたら、完全に勝ち組の収入と言っていいでしょう。
もし、Bさんのプロフィールを…。
「過疎化が問題とされているシャッター通りになった商店街で、カフェを独立起業。15年間、毎年増収増益を実現し、現在、遠くからもお客様が訪れ、行列のできる人気店の経営者。」とするといかがでしょうか???
ほぼ、同じ内容なんですけど、まったく印象が違いますよね。
これだと、編集者も魅力を感じてくれると思います。
というか…。
あなたがカフェ経営者なら、Bさんのところがどうやってやっているのか知りたくなりますよね。
この事例から学ぶことは…。
「プロフィールは、見てくれと印象が大切」だということ。
プロフィールに、嘘はダメです。絶対にダメ。
でも、良い印象を持ってもらえる表現にするのはOK。
だから、プロフィールは、「まし増しのメガ盛り」にするといいんですね。
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今月の『無料出版企画書作りサポート』、残り、1名様となっています。
『出版社のハートを射抜く企画書』シリーズを読んだけど…。
どうも上手く読者層を絞り込むことができない!
自分のメイン資源以外の資源を洗い出せない!
企画書全体をどう纏めたらいいのか分からない!
…という方は、是非、ご活用くださいませ。
あっ。
無料企画書作りサポートを受けて頂いても、その後、一切の売込みなどはいたしませんので、ご安心ください。
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出版をして「しまった!」と後悔しないために、
まず、「自費出版」と「商業出版」の違いを知っておこう!
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企画書を作る前に知っておきたい、魅力的な企画を考える5つ発想法
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