こんには。いつもありがとうございます。
商業出版エージェントの にのまえ遼です。
さて…。
今回は、先回のお話の続きでしたね。
メインテーマに繋がる資源と相反していて、自分でマイナスだと思っている資源を掛け合わせることで、多くの人に「自分でもできるかも」という興味や魅力を持っていただけるというメリットがあるのでした。
でも、実は、もっと大きなメリットがあるのです。
それは…。
『それほど実績が大きくなくても、魅力を感じさせることができる』というメリットです!
例えば…。
自分の体験談をもとに、「カウンセリングで毎月10万円稼ぐ方法」というテーマで出版企画を作ろうとしたとします。
でも…。
月収10万円だと、正直、生活できないですから、あまり大きな実績ではありませんよね。
ところが…。
✓1年前はネット初心者だった(現在は、zoomを使用)
✓普段は務めているので時間がない(週末だけカウンセリングをしている)
✓広告費はかけられない(SNSを使って集客をしている)
といった、マイナスの要因があると…。
「月収10万円」という実績でも、「凄い!」ってなるんですね。
結論から言うと、実績に対して、凄いと思うかどうかは、ギャップなんです。
B. 借金地獄から、5年で1,000万円貯金した方法
A.起業して年商1億
B.ダメダメ社員が起業して年商1億
A.隙間時間の体操で5㎏痩せる
B.意志力が無い私でもできた隙間時間の体操で5㎏痩せる
どれも、Aより、Bの企画の方が魅力的ですよね。
冒頭にも書きましたが…。
「自分でもできるかも」と感じる内容は、多くの人に興味や魅力を持ってもらえます。
自分と同じような立場。
自分と同じような実力。
自分と同じ課題を抱えている。
そういうマイナスの部分に共感し、その人が人生やビジネスをどうやって変えたのか?ということに興味や魅力を感じて、その本を手にするのです。
だって、人は、サクセスストーリーが大好きで…。
自分も、そうなりたいと思う根底的な欲求を持っているからです。
ってことは…。
そういった企画書は、出版社も魅力を感じてもらえるってことです。
ということで…。
著者になるのに、凄い実績を持っている必要はありません。
現在の結果とギャップを感じる過去があれば、凄い実績でなくても魅力を感じて頂けるようになるので、マイナスの資源は宝の山なんですよ…というお話でした。はい。
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