こんにちは。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの にのまえ遼です。

 

 

『出版社のハートを射抜く企画書』を作る基本形のアレンジ方法、ふたつめは、「マイナス資源と掛け合わせる」です。

 

まぁ、「マイナスに思っていることほど出版企画の宝」でもお話をしたように、本当は、資源にマイナスもプラスも無いんですけどね…((´∀`))

 

分かりやすくするために、自分が弱点や欠点、失敗だったと思っていることを、マイナスの資源として、話を進めていきましょう。

 

 

さて…。

メインテーマに繋がる資源と、相反してマイナスだと自分で思っている資源を掛け合わせことで、ぐっと魅力的な企画書にすることができます。

 

 

例えば…。

東大の経済学部を出て、オックスフォード大学に留学。

 

NBAを取得し、有名外資系企業に就職。その後、日本法人の代表を経て独立。

IT企業を立ち上げ、たった数年で上場企業にした経営者の「一流の営業術」。

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こういう出版企画書、出版社は興味を持ってくれると思います。

なんたって、押しも押されもせぬ実績がありますからね。

 

それに、出版された本も売れると思うのです。

一流の人が、どんなことをしているのかを知りたい…ってニーズ、一定数は有りますから。

 

 

でも…。

あまりにプラスの資源ばかりなので、自分とはあまりにかけ離れてて、同じことを自分ができるとは思わない…と思ってしまう人もたくさんいる。

つまり、魅力を感じることができない人も少なくないってことです。

 

 

でも、これが…。

同じく、「一流の営業術」がメインコンテンツなんだけど…。

 

東大の経済学部を卒業後、一流企業であるA社に就職し、営業部に配属。

営業なんて難しくない…と思っていたのに、まったく売れなくって、実績はいつも最下位。

結局、退職し、規模としてはワンランク下のB社なら活躍できるだろうと思って、再就職。

 

ところが、B社でも、まったく売れない…(涙)

打ちひしがれて半年後に退社。規模としてさらにワンランク下のC社なら…と考えて再就職。

 

しかし、やはり売れない…。

すっかり自信を無くしていたところ、偶然知り合ったトップセールスマンに勧められてランチェスター戦略を学ぶようになり、売上をV字回復。エリアナンバーワンの売れる営業マンになる。

 

そんな著者の書いた、「あまりに売れなくて転職二回の営業マンが、半年で売れる営業マンになった一流の営業術」。

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ちょっと、説明が長くなってしまいましたが、売れなかった過去…というマイナスの資源を掛け合わせた、こちらの内容の方が魅力を感じる人は多くなります。

何故なら、「自分にもできるかも」と感じる人が多いからです。

 

 

で…。

ここで、すでに勘の良い人は気づいているかもしれませんが…。

メインテーマに繋がる資源と、相反してマイナスだと自分で思っている資源を掛け合わせることで、多くの人に「自分でもできるかも」という興味や魅力を持っていただける以外にも、大きなメリットがあるのです。

 

 

でも、今回もお話が長くなってきたので、続きは次回に。

お楽しみにです。

 

 

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