こんにちは。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの、にのまえ遼です。

 

出版社に興味や魅力を感じて頂く、出版企画にするポイント。

↓↓↓

1.資源を掛け合わせる

2.ググっと絞って特化する

3.普通のことの表現を変える

4.読者のターゲット層を変える

5.マイナスだと思っている資源を前面に出す

 

 

今回は、4番の「読者のターゲット層を変える」って方法についてのお話ですね。

 

需要と供給の関係はご存じですよね。

 

同じものでも…。

「供給>需要」となれば価値が下がるし…。

「供給<需要」となると、価値が上がるって、あれです。

 

これ、情報にも同じことが言えます。

 

例えば、コーチングに関する本を出版したいとします。

ビジネスやスポーツに関する、コーチングの本は非常にたくさん出ていますよね。

 

だから、ビジネスパーソンや、スポーツ指導者、スポーツ選手をターゲットにしたコーチングの本を出すのは結構難しい。

おそらく、どこの出版社に持っていっても、あまり興味は持ってもらえないはずです。

 

実際、弊社でエージェントをしたクライアントさんも、ある種目の日本代表という経歴を持ち、プロやオリンピック選手も多くサポートしているという実績を持っていたのに、興味を持ってもらうのが難しかったので、よく分かります。はい。

 

 

でも、同じコーチングを、子育てに持って行くと事情は変わります。

子供向けのコーチングの本は少ないので、興味を持ってもらいやすくなるのです。

 

子供じゃなくても、終活に持っていっても面白いかもしれませんね。

アクティブな第二・第三の人生を送り、充実した老後を楽しむためのコーチングです。

 

 

この話をすると…。

「自分はビジネスパーソンのクライアントが欲しいのに、子供向けのコーチングの本にしてしまったら、欲しいターゲット層を集められないんじゃないの?」と思う人がいますよね。

 

でも、大丈夫!

子供向けの目標達成するためのコーチングの本を出版したら、それを上手く二次利用して、ターゲット層を集めればいいのです。

 

『子供でも、自分で考え、目標達成できるようになるコーチングの著者が教える、誰でも夢を実現するコーチングメソッド』というようなコンセプトでHPを作れば、これまでコーチングを学び断念した人でも、「これならできるかも!」と思いますよね。

 

もしくは、書籍の内容の中に、「自分で考え、目標達成できる子供に育てていくには、親も同じようにできるようになることが大切ですよ」と言った内容を入れておき…。

書籍に公式HPのURLやQRコードを入れておいて、大人向けの内容が書かれたHPに引き込んでいってもいいでしょう。

 

 

考え方としては、こんな感じです。

↓↓↓

美味し海鮮料理屋さんが、何年も研究してついに作り上げた、究極の魚介類ラーメンの店…てなると、「美味しそう」って思いますよね。

 

ひとつの分野で、専門家や第一人者としてのポジションを取ると、他の分野の商品を出しても、信用されやすいのと同じなんですね。

 

 

実際、処女作は「自己啓発」の本だったのに、二冊目、三冊目で、「潜在意識」や「時間管理術」といった、最初と異なるテーマの本を書いている著者の方って多いですよね。

これも、一つの分野で専門家と認識されると、「あの専門家が書いた本だから、信用できる」と思われるから売れるんですね。

 

 

ということで…。

自分のネタが競合が多いものであるなら、思い切って「読者のターゲット層を変えてみる」。

そうすることで、魅力的な企画書にすることができるのです。

 

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