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オカルトは最良のビジネス?





この書籍は意思疎通が明確で
歴史からも解読されていることが腑に落ち
とても視界が爽快になる。



巷にいるでしょ?

開口一番
スピリチュアル?霊感?オーラ?・・・
バカですか?


なにが?
そう想わせるか?



スピリチュアルブームへの批判は、
すなわち
霊の存在を前提に商売をしているお寺の批判にも当然繋がります。
わかりやすいところではお葬式です。死者を弔う宗教行為には、
あの世や死者の霊があるという前提があります。
近年、法事や戒名に多くのお金がかかることが問題視されてきて、
宗教的な葬式をしない『直葬』も増えているようです。

書籍もに事例が記載されている話ですが


知り合いのお父さんが亡くなったとき、代々お布施をしてきたお寺の
お坊さんにこう言われたそうです。
『お布施は少なくても結構です。ただし、あの世に行ってどうなるかは保証しません』
その人は『脅された』と起こっていましたが、名前を聞いてみたら由緒正しい大きな
お寺でした。また、こんな話も聞きました。代々続く有力な檀家さんの跡継ぎで、
毎年のお布施が多くかかるため、お寺から安い公営の墓地にお墓を移そうとした人が、
寺の住職に『500万円払わないとお墓は移させない』と言われたそうです。


こういうトラブルも絶えない。



インドには墓は無いんです。ヒンドゥー教や仏教の墓は存在しない。
世界遺産として知られるタージ・マハルは、王妃の墓として建てられたが
イスラム文化の時代に作られたものです。

現在でも、
インドでは人が亡くなると、
その遺体をそのままガンジス川に流す風習が残っている。
もちろん、火葬や土葬もおこなわれるが、一部ではハゲワシに食べさせる鳥葬ですら
残っている。遺体の処理方法はさまざまだが、墓を作る風習はありません。
当然、日本のようなお墓参りの習慣もありません。

もちろんインドでも儀式としての葬儀はおこなわれているそうです。
釈迦はそれを弟子に禁じました。

なぜならば、

宗教は生きている人間のためにあるべきであり、
死んだらただの物質である、というのが仏教の考え方だからです。



ーー



釈迦は、霊魂や死後の世界については語っていません。


霊もあの世も、物理的世界には存在しません。
あるとするならば、人間の心の中です。

心の中であれば霊はあってもかまいません。
霊が怖くて死んでしまう人も実際にはいます。それは心に原因があるのであって、
物理的な霊が原因ではないのです。この違いをはっきりと認識できるようになれば、
スピリチュアルやカルト宗教に騙されることはないでしょう。



オカルトがいつまでもなくならない理由は、
一言で言うならば『お金になるから』でしょう。


お金にならなければ、カルト宗教も生まれませんし、
テレビ局が毎朝占いを流すこともありません。

霊やあの世を語るビジネスのいいところは、死んでから帰ってきて『霊はありませんでした』
『あの世が極楽じゃありませんでした』と訴えられることが絶対にないことです。
訴訟されるリスクがないし、絶対に詐欺にもなりません。
オカルトは最良のビジネスなのです。
お坊さんが、さも霊やあの世があるように振る舞うのも、それがビジネスだからです。

大多数のお寺は葬儀をおこなうことで成り立っています。
本心では、釈迦の教えと違うと思っていてたとしても、『霊はない』と言ったとたん
食べられなくなってしまうのです。







今、テレビ局が毎朝のように星占いや血液型占いを流しています。
確率論的に考えれば、占いが当たる可能性は0%です。
当たるように思われているのは、ほとんどが心理トリックによるものです。
にもかかわらず、占いを放送するということは、テレビ局が占いは理屈では
説明できない不思議な力によって当たると考えているか、もしくは当たらないと
わかっていながら視聴者に当たると信じさせたいかのどちらかです。

これはオカルトもしくは『占い教』という一種の宗教を公共の電波で流していることになります。
テレビの占いは、電波法や放送法に接触する以前に憲法違反なのです。




オウム事件以降の約10年間、オカルトを題材にした
番組がまったく放送されなくなったことでオカルトに
免疫のない人がたくさん育ちました。

そして皮肉なことに、再びテレビがスピリチュアルなど、オカルト的な番組を流すと
免疫のない世代、またオウムの記憶が薄まってしまった人は、これらを批判なく
受け入れるようになってしまいます。


特に若い世代には、
それ以前にオカルトについての知識を得る経験がなかったために、
簡単に馬鹿な論理にはまってしまったのです。



こうして、2005年から2007年にかけて、
細木数子氏の占いブーム、江原氏によるスピリチュアルブームが起こりました。

スピリチュアルと言うと、ソフトなイメージがありますが、魂や生まれ変わりを
認める心霊主義でありオカルトの一種に違いありません。

少なくともひとつの宗教であり、公の電波を使って彼らを宣伝したのは大問題です。




かつてテレビや雑誌でオカルトに触れていても、
理論的に考え批判的に見ることのできる人たちは、
簡単にスピリチュアルブームにははまることは少なかった。






スピリチュアルブームは、
こうしてオウムの後遺症で無菌状態になった世代を中心に広まりました。


当然のことながら、テレビでスピリチュアルを無批判に垂れ流すことは、
世間から批判を受けるようになります。私自身も、書籍や雑誌を通じて徹底的に
批判しました。江原氏の番組『オーラの泉』の視聴者であった中学生が、
遺書に『絶対におれは生まれ変わる。もっとできる人間になってくる』などと残し
自殺する事件も起きてしまいます。

世間から批判を受け、また徐々に視聴者に飽きられたこともあり、
細木氏や江原氏の番組は終了して2009年以降、オカルトは再び
テレビから姿を消すことになります。

現在のテレビ業界では、オカルトやスピリチュアルがかかったものは
企画の段階で通らなくなっています。


相変わらず、占いコーナーはありますが、各局とも番組制作に一定の基準が設けられ、
オカルト、スピリチュアルを無批判に垂れ流す番組はなくなりました。


入れ替わるように目立つようになったのが、脳科学と仏教です。





書籍では、仏教といっても
釈迦の教えそのものが紹介されることは、まったくと言っていいほどない。
と記載されている。

宗教の論理は、現在の世界(この世)より死後の世界(あの世)に重きを置くのが特徴です
苦しい現実にある人々はもちろん、人間には死への恐怖がありますから、
『あの世』を期待させることで、信仰が強まります。
しかし、『あの世』を説く宗教の論理はときとして『この世』にさまざまな
問題を引き起こします。










ここまで読んでくれた方は、当然活字慣れと知的好奇心ある方と思います。
この先や著者の『考え方』興味あるかたは書籍を一読してみてください。
きっと、頭も爽快になれるはずです。


こんな言葉もある
<愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ>






一人の経験値など近視に過ぎない
歴史はもっとも高台で物事を見渡せる。





上記[ー]部分は、苫米地英人(著)
『お釈迦さまの脳科学』からの
引用記録文章・アフォリズムです。
アフォリズムとは、物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句。
自身で解釈・理解する為の記録・引用です。
上記文章には前後の文脈があり初めて本来の意味をなしえます。
ぜひ、実際に書籍を手に取り文脈を辿られ理解されることを推薦いたします。





intelligence making the world a better place.

映画も書籍も、目標は去年超
『本を読む時間がないのではなく、本を読まないから時間がない』
という言葉もあるこの言葉は間違いなく、真実です。
読書は『見えていないことが、見えるようになる』知能の体力づくりです。
そして、読書が新しい人格をつくり、アウトプットをつくる。

5/10 現在36本
【10年269本観了】【09年265本観了】【08年273本観了】

5/10 現在372冊
【10年475冊読了】【09年402冊読了】【08年238冊読了】
【07年143冊読了】通算、1111冊(2010.11/8)、読了通過。

味方であれば心強く、敵に回したら怖い存在であれ。
というのを知能の信条としている。




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