オヤジの書いた説教本より100倍役に立つ。
多数派が正しいわけではない。
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世の中の多数派の人は、
少数派の人に対してむやみに『なぜ?』と聞くのはやめましょう。
みんなが西に歩いているときに東に向かう人は、心から東に行きたい人なのです。
『他の人がやっているから』という理由ではなく、『東を志す強い理由』があるから
東に向かっているのです。その人に、『俺は世の中と同じことをしているのに、
なぜ、お前は人と違うことをするのか?』と聞く。
こう考えるとちょっと恥ずかしくなったりしませんか。
そして、あなたが『少数派』の人でも思い悩む必要はまったくありません。
結婚している方へ:世の中の大半の人が結婚しない世の中でも、あなたは結婚しますか?
大学へ進学した方へ:世の中の大半の人が高卒で働く時代でも、あなたは進学しますか?
働いている人へ:世の中の大半の人が働いていない世の中でも、あなたは働きますか?
欲望を取り戻せ!
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企業はよく『隠れたニーズを掘り起こす』といういい方をしますが、
実際には潜在的な欲望が発掘されているのではなく、たいしてほしくもなかったモノを、
マーケティングや広告、もしくは『売れている』『みんなが発狂している』という話に惑わされて
『ほしいような気持ち』にさせられていると感じるのです。
~
『自分のオリジナルな欲望』と『つくられて付着させられてきているニセモノの欲望』を
区別したいのです。そうしないと、ほしいモノをすべて手に入れておきながら、なぜか
家の中には不要なモノが溢れているように感じるという矛盾した状況から逃げ出せません。
自分に近いものにこだわりすぎるのはやめよう!
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一般に人が一番こだわるものは、『自分』か『自分の会社』、そして『子供』や『家族』ですが、
この意味するところは、『自分にとって最も大切なものについてこそ、強いこだわりがあるために
正しく判断できない』という矛盾です。
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距離ゼロ (例:自分の人生へのこだわり)
短距離 (例:自分の子供の人生へのこだわり)
中距離 (例:日本の教育制度についてのこだわり)
長距離 (例:世界平和に関するこだわり)
次第にこだわりの対象が遠くなる人とは、
若い頃『俺は金持ちになりたい!』と起業→そのうち『家族に何不自由ない生活をさせてやる』
『息子には最高の教育を!』と仕事に邁進し→事業が大きくなり安定すると
『日本はこのままじゃダメだ!』と感じて積極的に社会問題に関わりを持ちはじめる→
最後は『世界平和に貢献できる人を育てたい』と、留学生やNPOの支援、
若手政治家の育成に乗り出すという人です。
一方で、こだわりの対象までの距離がだんだん短くなる人とは、
『世界に貢献したい!』と、若い頃に世界放浪→帰国後に世界と比べておかしな日本に対して
『日本を変革する!』と意気込み、関連分野で起業→そのうち家族ができると
『家族こそ自分にとって最も大事なものだと気がついた』と『家族派』に転じ→
晩年は、『永久に死にたくない!』『俺をずっと大事にしてくれる後継者を、次の社長にしたい』と
思いはじめる、最後は自分のエゴに戻ってしまう人です。
この二つのパターンを比べれば、こだわりをどの距離に持つべきかよくわかります。
こだわりを遠くにおけば、人はたいした影響力を及ぼすことはできません。
『日本の○○業界を変えるぞ!』といっても、業界やそこで働く人を意のままに動かしたりは
できません。しかし自分の会社なら後継者は自由に選べるし、親であれば子供のキャリア選択には
半強制的な影響力を持てます。
近い狭い範囲のことにこだわりを持ちすぎると、
影響力が大きすぎて間違いが起こりやすくなるのです。
しかもこだわりが強い人は熱心で頑固です。
その力が小さなモノに向うと、ものすごく大きく間違ってしまいます。
つまり、自分の大事な家族や会社、そして自分自身に関する判断で失敗しないためには、
できるだけ遠くにある、広い範囲のことにこだわりの対象を移していけばよいのです。
それにより『身近なことへのこだわり』を少しでも小さくでき、
自分や大事なものにとっての判断が少しでも客観的になります。
私たちはついつい『自分にとって大事なもののことだけ』を
じっくり考えてしまうものですが、ときには、自分とは無関係にも思える世界や
社会の様々なことに視点を移してはいかがでしょう。
案外そのほうが、自分のことに関しても適切な判断ができるようになるかもしれません。
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注:上記は、ちきりんさん(著)書籍『ゆるく考えよう』
からの引用記録文章・アフォリズムです。
アフォリズムとは、物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句。
自身で解釈・理解する為の記録・引用です。
上記文章には前後の文脈があり初めて本来の意味をなしえます。
ぜひ、実際に書籍を手に取り文脈を辿られ理解されることを推薦いたします。
現段階で関心の高かった活字を備忘録として引用しています。
書籍表紙に見る
吹き出しタイトル全てに関心ある活字が綴られていて
時間を忘れ読み込み書籍棚へとしまえる。
今の、かつてない速度をもった時代に見合う
思考ではないかな。
経験値から。個人的に、この書籍は、再読を何度もすると思う。
普遍的要素をもったこういった書籍こそ
『書籍になるべき情報体』と改めて思った。
intelligence making the world a better place.
映画も書籍も、目標は去年超
『本を読む時間がないのではなく、本を読まないから時間がない』
という言葉もあるこの言葉は間違いなく、真実です。
読書は『見えていないことが、見えるようになる』知能の体力づくりです。
3/28 現在21本【10年269本観了】【09年265本観了】【08年273本観了】
3/28 現在213冊【10年475冊読了】【09年402冊読了】【08年238冊読了】
【07年143冊読了】通算、1111冊(2010.11/8)、読了通過。
味方であれば心強く、敵に回したら怖い存在であれ。
というのを知能の信条としている。

