5月31日、今日は
アメリカではメモリアルデー(Memorial Day)と言う祝日である。メモリアルデーとは、
戦没将兵追悼記念日(せんぼつしょうへいついとうきねんび)であり、戦争で亡くなった人を偲ぶ日である。しかし、戦争に関係なく亡くなった故人も偲び、お墓参りに行く人も多い。この日、私がアメリカのカレッジへ通っている頃から仲良くしている韓国人の友達ウン・ニョン(Eun Young)が、アメリカの軍隊に入隊するためLA(ロサンゼルス)へ飛び立った。
彼女はどちらかと言うと、
お勉強が大好きで世間の常識にうとい人だ。
マイケル・ジャクソンさえも知らなかったウン・ニョン。そんな彼女が軍隊に入るなんていったい誰が想像しただろうか?
ウン・ニョンが軍隊の道を選んだのは、「アメリカ市民になりたい」からである。
アメリカ軍は、アメリカ市民以外にも外国人としてアメリカで生活している人を対象に応募をしている。応募した外国人は、3ヵ月の訓練にパスすると本格的な兵隊となりアメリカの市民となる。ウン・ニョンと私は、大学時代、そして卒業後も将来アメリカで生活すること夢見てやってきた。私は幸いにもアメリカ市民の男性と
結婚し、永住権を持つことができたが、ウン・ニョンは卒業後も他の大学へ編入し、一人LAまでドライブをし就職活動に必死だった。しかし、運悪くこの不景気になかなか外国人では仕事が見つからず、ワーキングビザなんて取れる希望もないに等しかった。

そんな状況で彼女が決断したのは、軍隊に入り市民権を獲得すること。
この情報も彼女自身が集めたものである。
3ヶ月の訓練。。。アメリカ人の男性と共にの訓練。
女であり、外国人であることなんてまったく容赦はない厳しい訓練だと思う。昨日、彼女としばしのお別れのためランチをしながらいろいろな話しをした。
ここに来る前に、リノ(Renoネバダ州)の大学にいた時に受けたプレ訓練などの話しをしてくれた。わからない銃の話しやFワードの多さ、訓練中に誰かが誤って銃を撃ってしまった話しなどなど。。。
私には全くわからないため怖い印象しかない世界である。
今朝、ウン・ニョンを空港まで送りに行って来た。
車の中で彼女が笑いながら、「ねぇ~知ってる、訓練所で始めに迎えてくれるバスの中で担当者が”ウェルカム・トゥ・ヘル(地獄へようこそ)”って言うんだって。」
あぁ~。。。心配である。
しかし、私は「とにかく身体に気をつけて無理せずに!」と言うしかなかった。
ウン・ニョンがどうか無事に訓練にパスし、アメリカ市民となれますように!と祈るしかない。
しかし、その後アメリカ兵となった彼女も心配だが。。。
無謀だと思えることに挑み、自分が納得いくまでやり遂げる!私の友達はそんなすごい人間である。
そんなウン・ニョンにこのビデオを捧げたい。
「愛と青春の旅立ち(An Officer and Gentleman)」
