「Excel IF関数がややこしくて苦手…」 そんな風に思っていませんか?
実は、複数の条件をスッキリ書ける新しい関数があるんです!
それが IFS関数(イフズ関数)!
この記事では、IFS関数の基本的な使い方から実例、注意点までをわかりやすく解説します。
✅ IFS関数とは?【IF関数との違い】
IFS関数は、「複数の条件に応じて結果を出す」ためのExcel関数です。
従来のIF関数のように、何重にもカッコを重ねる必要がなくなり、読みやすくてミスも少ない!
🔽 IF関数の例(ネスト地獄💦)
=IF(A1>=80,"優",IF(A1>=60,"良",IF(A1>=40,"可","不可")))
✅ IFS関数ならこう書ける!
=IFS(A1>=80,"優", A1>=60,"良", A1>=40,"可", A1<40,"不可")
読みやすさが段違い!
💡 IFS関数の構文・書き方
=IFS(条件1, 結果1, 条件2, 結果2, …)
-
条件:もし〜なら
-
結果:その時に表示する内容
上から順番にチェックされ、最初に一致した条件の結果が返ってきます。

📘 IFS関数の実践例【点数による評価】
| A列(点数) | B列(評価) |
|---|---|
| 90 | 優 |
| 75 | 良 |
| 50 | 可 |
| 30 | 不可 |
B2セルに以下の数式を入力:
=IFS(A2>=80,"優", A2>=60,"良", A2>=40,"可", A2<40,"不可")
このように、IFS関数を使えば「点数に応じた評価」を簡単に表示できます!
🎯 IFS関数のメリットまとめ
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| ✅ 読みやすい | IF関数のようにカッコが入り組まない |
| ✅ 修正しやすい | 条件の追加・変更も簡単 |
| ✅ 分かりやすい | 初心者でも見て理解しやすい |
⚠️ IFS関数を使うときの注意点
-
すべての条件に当てはまらない場合に備えて、最後に
TRUEを使うのがオススメ!
=IFS(A1>=80,"優", A1>=60,"良", TRUE,"それ以外")
-
Excel 2016以降で利用可能です(古いバージョンでは使用不可)
✅ まとめ:IFS関数でExcel作業をもっと簡単に!
IFS関数を使えば、Excelでの「条件分岐」が驚くほどスッキリ書けます。
もうIF関数でカッコを数える必要はありません!
Excel初心者さんにもぴったりなので、ぜひ今日から使ってみてくださいね✨
💬 質問や感想があればコメント欄へどうぞ!

