直木賞作家の山本文緒さん(58)死去(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

山本文緒さんの訃報。ショックでした。

一時期、はまって読んでました。

 

文庫本もたくさん持っていたのですが、

断捨離で手放してしまい、数冊残してあるはずが、どこかに埋もれてしまってます。

 

本は溜まっていく一方なので、あまり手元に残さないようにしているのですが、

また読み返したくなる時、すぐ傍にないと、がっかりするというか、

後悔してしまいます。

 

山本文緒さんは主に恋愛や家庭の小説を書かれてましたが、

ご自身、うつになられたり、病気だったりとお休みされていた期間も長く、

私自身、他の作家さんの作品を読んでいるうち、遠ざかってしまってました。

 

山本作品の繊細な筆遣いに、どれだけ多くの女性が共感し、救われたことかと思います。

落ち込んだ時など、おそらくぴったりくるような作品が多いんじゃないでしょうか。

 

私が読んでいた時期は子供が生まれて子育ての真っ最中の時でしたが、

周りに知っている人もまだおらず、閉塞感に押しつぶされそうになることもあり、

そんな時に読んだ小説

「ブルーもしくはブルー」

「きっと、君は泣く」「あなたには帰る家がある」「眠れるラプンチェル」「絶対泣かない」「群青の夜の羽毛布」

普通の生活からどこか違う世界に迷いこめるような作品たちにのめりこむように夢中でした。

そして、

「みんないってしまう」「シュガーレス・ラヴ」「恋愛中毒」「落下流水」「プラナリア」

 

普通の主婦や、女性たちが登場するのですが、

どこか狂気じみていたり、ドロドロした展開になったり、暗さが漂うような作風が多かったような記憶もありますが、

圧倒的な面白さがあり、「恋愛中毒」ならぬ「山本文緒中毒」になるような作品ばかりでした。

 

7年ぶりの作品、『自転しながら公転する』

はこれから読もうと思います。

今年9月には『ばにらさま』刊行。

 

本当に残念でなりません。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。