2回見ました。面白かったです。
三国志の世界が目の前に繰り広げられる楽しさ。
最初の場面の水墨画のような風景も良かったです。

 

玄徳、関羽、張飛、孔明が揃ってしみじみ話をしているシーンがあったのですが
なんだか、三国志ごっこ?みたいな感じもしないでもなかったですけどね。
三国志の中でもいい時代?のお話だし。みんな輝いているし。楽しい三国志。

 

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「傷だらけの男たち」で共演したトニー・レオンと金城武。
あの映画では金城武は常にウィスキーを飲んで酔っ払っている役でした。
でも、私が見た限り飲んでも飲んでも本当の飲んだくれというかアル中には程遠い感じでした。
どうも品性が邪魔をしてる?(笑)

 

今回は天才軍師孔明の役。
今度は彼の品性が役立つ番ということでちょっと期待もありました。
金城武のナヨっとした(失礼!)風貌が物足りなくも思えたのだけど、いつもニヤリと笑っている、あの優しそうなまなざしはなかなか良かったですが、もう少し威厳というか風格も欲しいところ。

 

一方トニー・レオン。
周癒役にはちょっとトシを取り過ぎてしまっているよな、とも思ったのだけど、
あの色気にはまいりました!
トニー・レオンは「インファナル・アフェア」の時から大好き。
その彼が絶世の美女といわれる妻小喬とのラブシーンは、もうドキドキ。
この二人の絡みがうつくしすぎる!!
彼女(リン・チーリン)が本当に美人で、色っぽく、
曹操が彼女欲しさに戦争を仕掛けたというのが実感できる美しさでした。

 

トニー・レオンが孔明で、金城武が周癒の方が合っている気もしましたが、
トニー、孔明の役を断ってたらしいですね。

 

しかし、「赤壁の戦い」なので、いつ軍船の大掛かりなシーンが出てくるかとわくわく期待していたら、
引っ張る、引っ張る。
周癒と孔明が琴の演奏を二人でして、心の交流を持ったり、孫権が勝気な妹に促されて、
だんだんその気になっていくまでの過程?が長すぎる感もありました。

 

さてさて、宴もたけなわ。
いよいよ曹操80万の軍勢に連合軍5万。
曹操が裏をかいて陸から攻めようとするのに対し、さすが孔明。それをちゃんと見抜いて
裏の裏をかいて、組んだ陣形が「九官八卦の陣」というもの。
亀の甲羅にヒントを得て組む陣形なのですが、
上から撮影するところは圧巻でした。
さすがマスゲームの中国といった感じ。(どれだけ練習したんだろ・・)

 

映画の最初は曹操が劉備軍に対して戦争をしかける場面で、趙雲が劉備の赤ん坊を背負いながら
ワイヤーアクションも使いながら?活躍するシーンから始まって、
関羽が敵に取り囲まれながらも、長刀を駆使し突破するシーンや、張飛が大声をだすところ、
個性も出てましたが、性格的なところまで及ばずが残念でしたね。
あと、劉備がわらじを編むシーン。なんかおかしかったかも・・。
彼の人徳を表す別なシーンが欲しかった。。

 

その点、曹操の内面がよく解るような場面も多々あって、こちらは満足でした。
孫権の葛藤も見られましたし。孫権の妹ははちゃめちゃで面白い。

 

この映画、評価がきっと分かれることでしょうね。
何せ、肝心のクライマックスが来年の4月だなんてね。

 

三国志好きな私(詳しくはない)はまた4月に観られるかと思うとわくわくしてきますけど。
さて、皆さんはどうなんでしょうか。

 

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監督:ジョン・ウー
『フェイス/オフ』の映画は好きでした。ニコラス・ケイジのあの哀れっぽい切ない顔。鳩が飛んでましたっけ。
『M:I-2』は、後半引っ張りすぎ?やりすぎ?でもこちらもあの彼女の切なさが印象に残ってます。
こちらも鳩が・・。
今回の『レッドクリフ』では何と孔明が鳩を洗って乾かしているシーンがある(笑)
それを見た周癒が「カゼを引くよ」なんて声をかけてる。
おかしかったです。
よっぽどこの監督は鳩が好きなんですね。

 

『レッドクリフ』後半は周癒が孔明に対し“ワナ”(というのか?)を仕掛けたりする。
この二人の間の内面の葛藤とかどんな風に見せるのでしょう。
今度こそ大がかりな船の場面。
楽しみです!!