イメージ 1イメージ 2イメージ 3
 
 
オスカーワイルド原作(ウィンダミア卿夫人の扇)
若いメグ・ウインダミア(スカーレット)と夫のロバートが南イタリアの避暑地アマルフィにバカンスに訪れた。
そこで出会った、言ってみれば男を“たぶらかして”(周囲にはそう見える)生きてきた女アーリン(ヘレン・ハント)が出会い、ストーリーが展開していく。

 

いい女は2種類しかいない 全てを知り尽くした女 と何も知らない女

 

のサブタイトル通り
この二人は異なる魅力を持った女性。
スカーレット演じるメグは、清純で無垢で、他人の目を気にするタイプ。
ヘレン演じるアーリンは、自由で自分の人生を謳歌し、他人の噂話など気にしないタイプ。

 

若きメグが自分と対照的な女性と夫との噂を知ったとき・・。

 

こんな風にストーリーを書くとなんだか薄っぺらな、不倫物語みたいに聞こえてしまうのだが、
そうではない。
詳しくは書けないけれど、この物語はもっと奥が深い。

 

人生経験を積んできたアーリンが、若きメグに見せる細やかな気遣い。
嫉妬で目の前が見えなくなってしまったメグがそれでもアーリンの大人の女性の本当の意味での魅力に気づくところ。

 

理想の女とは・・・。

 

この映画の要ともいえる扇や、小物類、衣装、重厚なアンティークな建物、
避暑地のロケの美しさ。
私にはビィスコンティ監督映画をも彷彿とさせてくれる。
目で見て楽しみ、深い愛に感動し涙し、極上のワインを味わう、この映画はそんな映画だ。

 

スカーレット・ヨハンソン、私にとってオードーリーの再来の女優かもしれない。
ヘレン・ハントはしぐさ、顔の表情、セリフ、どれ一つとってもすばらしかった。
とってもじゃないけど、真似できないが、少し、ほんの少しでも近づきたいものだ。