死者と生者の切ない映画「黄泉がえり」

 

公開当時は、はっきり言ってバカにして見ませんでした。
娘がいいよと言うので、今録画しているのを観ました。

 

すっごく良かった!!!

 

先入観で映画を見逃してました。
竹内結子演じる葵が、切ないです。
集団で阿蘇地方で何人もの死者が甦る現象が起きる。
生きてる者たちは、当然のように歓迎し、普通に何もなかったかのように生活する。
また、甦った人々も普通にご飯を食べ、生活する。
でも、そこには、タイムリミットが・・。

 

愛する人を失ったら、会いたいと誰もが願うでしょう。
愛する人を失いたくないと誰もが思うでしょう。
それを、この映画は、ファンタジーのように見せてくれました。
衝撃的でもなく、優しく、ほのぼのと、切々に。

 

柴崎コウ演じる、ルイの歌声が、このファンタジー映画を一層盛り立て涙を誘うのです。
言の葉という言葉がちりばめられた歌詞の美しさ。
生きる者と死者の間に流れるきらきらと緑色に光る川を思わせる。
そして、空に向かって蛍のように舞い上がっていく緑色の光。
どうしようもなく、切ない映画でした。

 

一瞬でも愛を確かめ合うことができて幸せとの女の子の言葉。
この言葉を聞いて主人公の草なぎ演じるヘイタはこの言葉で生きていけると思う。

 

素直に感動したい映画でしたね。