舞台となっているのがニューオーリンズ。
ニューオーリンズといえば思いつくのがジャズ。
そんなことくらいしか知らなかったニューオーリンズ。
濃い青空、濃い緑。一件の古びた家。
文学教授だったボビー(ジョン・トラヴォルタ)と、彼を慕っていた元生徒で、今は作家を目指しているローソン(ゲイブリエル・マック)。
過去をひきずるボビー、彼(ボビー)の本を書けと命じられ、苦悩しているローソン。
惰性な生活で、酒びたりな二人のところに現れた一人の少女、パーシー(スカーレット・ヨハンソン)。
彼女は、母の訃報を聞き、故郷へ帰ってきたのだ。母の家に住み込んでいた男二人との
奇妙な三人の同居生活が始まる。

 

彼女の口から出る言葉は、全部本音。
同居人となった皮肉屋ボビーや青年ローソンに大人顔負けの言葉を浴びせる。

 

スカーレットって一体いくつだったけ。
この役がとってもぴったりはまっている。
最近は大人びた役が続いていたせいか、等身大に活き活きと演技している彼女の姿があった。
気は強いのだけど、孤独を秘めた少女、パーシー。

 

ジョン・トラヴォルタはギターの弾き語りを披露してみせる。
そこに集まってくる人々の顔にはさまざまな人生を感じさせる感じだ。

 

小さい頃の少しの記憶しかない母親の姿が、さまざまな人々の口から出る言葉でだんだん現れてくる。
歌手だった彼女は、誰からも愛されていた・・。

 

孤独だったパーシーが、ボビーとローソンとの生活で居心地のいい生活に出会い、
興味のなかった文学の勉強を彼らに教えてもらう。
惰性な生活を送っていたボビーとローソンにも生活に楽しさの変化が。

 

ゆったりと心地よい時間が流れる映画。
本音をぶつけ合い、お互い傷つき合っても、芽生えた愛情。
お金が無くても、そこに文学と音楽があったら人は幸せなんじゃないかって思えてくるような。

 

映画でボビーとローソンのやりとりで引用される、たくさんの名作の引用が出てくるのだが、二人の文学知識を感じさせられて面白い。

 

今一番大好きな女優さん、スカーレット・ヨハンソンを堪能でき、小説を映像で読みふけるようなそんな幸せなひと時を味わえて、とっても大好きな映画。

 

母が娘を想う気持ちにも涙が・・。