時代は中世のイタリア。
辺ぴな場所にある修道院へショーン・コネリーとクリスチャン・スレイター、二人の修道士が会議にやってくる。
そこで起こった奇妙な事件。
ある修道士の謎の死体。
この二人が事件の解決へと導こうとするが、次々と”黙示録”の”歌”にのせて殺人が・・。
このショーン・コネリー演じる修道士の呼び名が”バスカヴィルのウィリアム”。
弟子のクレスチャン・スレイターの名前が”アドソ
ホームズでもお馴染みの「ヴァスカヴィルの犬」とワトソンを連想させられる。
師匠と弟子の謎解きが始まる。
中世という設定らしく出てくる修道士たちが皆奇怪なメーク。
昔観た金田一シリーズのような、少しおどろおどろしい雰囲気があるかもしれない。
キーワードが”本”。そして意外にも”お笑い”。
古典の名著が集められた図書館の塔が迷路になってて
そこにたどり着くまで、暗号を謎解きしたりしないと行けない。
修道院や、火あぶりの刑や、中世の時代が建物、セット、衣装と
重厚に壮大に見せてくれるのだが、
内容はミステリー。
トリックは案外簡単なものなのだが、宗教が絡んだり、
なんといってもショーン・コネリーがいぶし銀のような演技で物語に重みを持たせる。
若き日のクレスチャン・スレイター、漫画”まことちゃん”のようなぱっちりお目目でかわいらしくって少し驚いた。
「アマデウス」でお馴染みのサリエリ役をしたブルナール・ギー役のエイブラハムがまた憎憎しい演技をしていた。
こういうのが好きな人は結構はまると思う。
なかなか、重厚で少し暗い映画かもしれないけど面白い映画でした。
ちなみに「薔薇の名前」とは
「薔薇は神の名づけたる名 我々の薔薇は名もなき薔薇」とラスト、クレジットに出てくる。
何でも中世の詩らしい。
”アドソ”が出会った女性の名前を知らないというセリフがあったので、
そこから出てきているかもしれない。
