大場大尉(竹野内豊 )が、民家に取り残された赤ん坊を助けるシーンがあります。
この民家というのが、昭和の時代の典型的な家屋。
この民家というのが、昭和の時代の典型的な家屋。
太平洋戦争では、日本がどれだけいたるところで戦争し、
民間人もあらゆるところで生活していたということに改めて驚きました。
民間人もあらゆるところで生活していたということに改めて驚きました。
サイパンもそうだったとは知りませんでした。(無知です)
無邪気に指をくわえて、一人で寝かされていた赤ん坊が置き去りにされてました。
大場大尉は(自分たちも見つかるかもしれない)との
大場大尉は(自分たちも見つかるかもしれない)との
危険を承知で何とか赤ちゃんに助かって欲しいと、
赤い布切れを軒下にぶら下げます。
こんな悲惨な状況の中でも、微笑んで遊んでいるような赤ん坊。
何とか救ってあげたい、との優しい大場大尉でした。
生き残った大場大尉率いる47名の兵士たち。
神出鬼没をしたり、トリックをつかったのかのように爆弾をしかけたり。
大場大尉の頭脳戦にアメリカ側はてこずるのですが、
「なぜ投降しないのか」と問う上官に
日本のことをよく知るルイス大尉(ショーン・マクゴーウァン)は、
将棋の駒に例えて、日本人の精神を説明します。
将棋の駒に例えて、日本人の精神を説明します。
日本語も上手だし、将棋の駒を持ち歩いているところからも、
日本贔屓ということがよくわかる。
このルイス大尉は、いつしか大場大尉に尊敬の念を抱くようになり、何とか投降して、
生きていって欲しいと願うまでに。
大場大尉たちは、タッポーチョ山に立てこもり、
逃げ延びた民間人たちを助けるべく、集落をつくったり、
敵に見つからないように高い場所に隠れたり。
逃げ延びた民間人たちを助けるべく、集落をつくったり、
敵に見つからないように高い場所に隠れたり。
絶対に投降はしないという意気込みで、彼らはゲリラのように山に潜伏し
抵抗し続けてました。
抵抗し続けてました。
映画は、大掛かりの戦闘シーンもあまりなく、
捕虜収容所の日本人達や、
スキンヘッドで、刺青をした、ヤクザな男
堀内 一等兵 (唐沢寿明)や、兵士たちを看護しながら、
アメリカ兵たちを殺してやりたい、と憎んでいる青野(井上真央)や、
大場大尉に、ひそかな愛情を感じている 奥野春子(中嶋朋子)など、
さまざまな人間ドラマが展開していくのですが、
あまり、戦争の悲惨さや残虐さはこの映画からは感じられない。
捕虜収容所は綺麗で、山に居るより、よっぽどこっちの方がまし・・と、
観ている側は、早くアメリカ側に投降して欲しいと思うような展開。
アメリカ人が「善い人たち」に見えてくる。
途中、戦争が終結したからかもしれないけど。
最後は感動しました。
最後まで、威厳を保ち、兵を率いる大場大尉の姿に。
ところが、映画を観終わって、2、3日経ちましたが、
私の中の「サイパン玉砕」に対するイメージのギャップに戸惑ったりもしてます。
残虐なシーンは観たいとは思いませんが、
「綺麗すぎる」戦争映画。といった印象が残ってしまいました。
でも、大場大尉のみんなの命を救いたいという気持ち。
これは、心に直接に伝わってきて、じんわりと涙を流してました。
赤ん坊を助けたシーンが、後々の感動につながっていきましたね。
唐沢演じる、「ヤクザなような男」?は違和感ありました。
まるでアメリカ人みたい(笑)
そこの部分は娯楽映画みたいでした。
まぁ、そんなに目くじら立てるほどでもないかもしれませんが。
この映画で、知らなかった大場大尉のことを知ることができたのが
大きな収穫だったかもしれません。
と、ぐだぐだ?書いてきて、
あっ、そうか。
題名の「太平洋の奇跡」というのは、
生き残った(投降した)ということか!(そうなのか?)
と思った私でした。
