イメージ 1

主人公ジェスは小学校5年生。絵を描くのが大好きな少年。
徒競争の日、靴がぼろぼろだということで母親に捨てられてしまった。
家計が苦しいこの一家。新しい靴は買ってもらえない。
ジェスは母親が父親にもう少し仕事を増やして欲しいと言っているを知っています。
姉のお下がりのシューズのピンクのラインを黒マジックで塗りつぶして履いていくジェス。
案の定、皆にからかわれいじめられます。
得意の徒競走では、転校してきたばかりの美人の少女に追い抜かされてしまいます。
レスリーは隣の家に引っ越ししてきていた少女でした。
この少女もまた、風変わりな性格のためみんなから孤立してしまってます。
家にはTVがないのですが、
それは作家である両親がTVはバカになるからという考えから。
空想の動物の絵を描くのが大好きな少年ジェスと、いつでも空想の世界に入っていける少女レスリーが仲良くなっていくのは時間がかかりませんでした。
小川をロープで渡った先の森は、二人が名づけた「テラビシア」という王国。
ツリーハウスを自分たちのお城として、
二人の空想の中では、リスが襲ってきたり、大きな木が歩いたり、鷲が二人を狙ったりと森が、空想での冒険の世界となります。
現実の世界と、二人の空想の世界がとってもうまくミックスされてて、
観てる方もすんなり画面に入っていけます。

現実の世界の方では、いじめっ子である上級生の女の子にも悩みがあることとか、
ジェスのお父さんは下の小さな妹には甘いのに、自分には厳しいところとか、
ジェスが綺麗な音楽の先生に憧れてて、それをレスリーがちゃんと見抜いているところ。
レスリーはジェスのことが好きなのに、応援してあげたり。
そんな機敏な少年少女の悩みがちゃんと描いてあって、
その上で空想の世界がVFXで画面に広がるところがすごく良かったです。

自分の子供の頃を思い出して、懐かしさでいっぱいになれる、そんな映画かもしれません。

~ややネタばれ~


でも、ある出来事がこの物語に影を落としてしまうのです。

この主人公の男の子の気持ちが痛いほど伝わってきて、もう辛かったです。
号泣しそうになりました。(ほとんどそんな感じ)
題名の「テラビシアにかかる橋」・・それは現実を超え、ファンタジーの世界に身を置ける映画のすばらしさを体験できた、そんな感じでした・・。