いつ何時でも、遭難する船がある時駆けつけるのが アメリカ沿岸警備隊
荒れ狂う嵐の中飛び込んで泳がなければならない過酷な職業だ。

 

しがみついてくる遭難者を時には殴ってでも、おとなしくさせ救助させないといけない場面も出てくる。

 

そんな活動の中、事故が起き、大事な友人を失ってしまう主人公ベテランのレスキュースイマー、ベン・ランドール(ケビン・コスナー)
トラウマを背負った彼は、現場にはもう居られないと、レスキュー隊員の教官に赴任する。
訓練生の1人で、高校の水泳チャンピオンだった経験を持つジェイク・フィッシャー(アシュトン・カッチャー)に出会う。
優れたスイマーの彼に興味を持ちながら必要以上に冷たく当たる。
フィッシャーは、記録というこだわり、他人と係わり合いたくないという
決定的な人命救助においての欠点を持っている。
フィッシャーの過去に原因があると見抜いてのこと。

 

若きフィッシャーは、伝説の記録を破ることが彼の目標。

 

それを解った上、彼のスイマーとしての才能を見込んだランドールは彼を導く。

 

世代の違う二人なのだが、二人のつらい過去が互いにだんだん理解し合っていくものとなる。

 

映画のストーリーはいままでどこかで見たような展開かもしれないが、

 

世代の違う二人に焦点を当て、仕事における世代交代や、
若者の持つ過信、歳をとると、体力は負けるけどそれに勝る経験は得がたいというところ。
それらを、過酷な嵐の中のレスキュー活動の中見せてくれたところがいい。

 

ケビン・コスナーはいい年の取り方だ。この役にぴったりだ。
父親のような懐の深さ大きさを感じる。
アシュトン・カッチャー演じる若者がだんだん彼に傾倒していくのもよく解る。

 

アシュトン・カッチャーは、「バタフライ・エフェクト」の時より数段男前で、かっこいい。
切ない表情を見せるところは、ジェームス・ディーンの復活かと思わされた。

 

ラストはただただ感動。
それまでのいろんな場面が生きる瞬間。

 

海の中、たくましく泳ぐレスキュー隊員たちには脱帽だった。
(多分、本物?)
ケビン・コスナーの姿にちょっとあの年代の悲哀が感じられ、世の中の同じ年代は結構ぐっとくるのではないだろうか。
若い時には解らないこともあるのだ・・。

 

久々に見終わった後すっきりする作品だった。

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