スペインの天才画家ゴヤの映画かと思ったらそうではありませんでした。
ゴヤは狂言回しで、主人公は少女と神父です。
ゴヤは狂言回しで、主人公は少女と神父です。
二人の肖像画を描いたゴヤ。
この二人の数奇な運命。
この二人の数奇な運命。
反キリスト教徒の疑いをかけられ、拷問にかけられ暗い牢屋に閉じ込められてしまったイネス(ナタリー・ポートマン)。
裸のまま放り込まれて、打ちひしがれている彼女の前に現れた神父ロレンソ(ハビエル・バルデム)。
裸の彼女にすがりつかれ、美しく華奢な体を抱きしめているうちにムラムラと欲望が沸き起こってくる神父。
その後は自然の成り行き。
裸のまま放り込まれて、打ちひしがれている彼女の前に現れた神父ロレンソ(ハビエル・バルデム)。
裸の彼女にすがりつかれ、美しく華奢な体を抱きしめているうちにムラムラと欲望が沸き起こってくる神父。
その後は自然の成り行き。
画家ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)もまたこの美しい少女に対し、自分にとって天使の存在と思っています。
美しいイネスがいつまでも忘れられないのです。
美しいイネスがいつまでも忘れられないのです。
激動の時代を背景に当時のスペインが辿った歴史と、教会と、
無実の罪で長く牢屋に閉じ込められたイネスの悲しい運命。
無実の罪で長く牢屋に閉じ込められたイネスの悲しい運命。
神の前では、拷問ごときで嘘などつくはずがないと言い切る神父。
でもそれは、イネスの父親からの拷問で砕け散ることになるのですが・・。
教会に対する神父の心の内の変化がだんだん見えてきます。
でもそれは、イネスの父親からの拷問で砕け散ることになるのですが・・。
教会に対する神父の心の内の変化がだんだん見えてきます。
15年の月日が流れ、
時代はナポレオンがヨーロッパを席巻し、スペインの内紛に介入。
「自由・平等・友愛」を旗印に掲げたナポレオンは、スペインの民衆を虐殺し、
教会の異端審問が廃止されることになります。
やっと牢屋から出て日の目を見ることができたイネスです。
かつての美しい姿はそこにはなく、精神も身もぼろぼろに成りはてた彼女の姿がありました。
裕福だった我が家に帰れば、そこには虐殺された家族の姿がありました。
時代はナポレオンがヨーロッパを席巻し、スペインの内紛に介入。
「自由・平等・友愛」を旗印に掲げたナポレオンは、スペインの民衆を虐殺し、
教会の異端審問が廃止されることになります。
やっと牢屋から出て日の目を見ることができたイネスです。
かつての美しい姿はそこにはなく、精神も身もぼろぼろに成りはてた彼女の姿がありました。
裕福だった我が家に帰れば、そこには虐殺された家族の姿がありました。
イネスをずっと忘れられなかったゴヤは彼女の口から驚くことを聞かせられるのです。
それは神父とイネスとの間の関係のことでした。
それは神父とイネスとの間の関係のことでした。
この牢屋に閉じ込められたイネスがあまりにも哀れすぎて悲しくなります。
激動の時代とはいえ、無実の罪をきせられ、廃人のようになりながらも
“いろんな想い”だけはしっかり胸のうちにある彼女。
“いろんな想い”だけはしっかり胸のうちにある彼女。
どこか北朝鮮の惨状を思わせられました。
いつの時代でも権力の力の前に翻弄されるのは民衆たち。
権力を握っている者たちでさえ、それがかわると、それぞれの立場もかわってくるといういつの世でもそれは同じ。
この神父もまた、時代の波に翻弄させられ、信念も変わっていき、たどり着いた運命が悲しいものでした。
権力を握っている者たちでさえ、それがかわると、それぞれの立場もかわってくるといういつの世でもそれは同じ。
この神父もまた、時代の波に翻弄させられ、信念も変わっていき、たどり着いた運命が悲しいものでした。
それらを宮廷画家として見続けてきた画家ゴヤ。
ゴヤの目を通して時代の流れがはっきりと見えました。
イネスを追い続けるゴヤの愛もありました。
ゴヤの目を通して時代の流れがはっきりと見えました。
イネスを追い続けるゴヤの愛もありました。
次第に聴力を無くしていったゴヤでしたが、
常に民衆の姿を版画や絵画の制作をし続けてきた彼。
「黒い絵」と称される暗い、中には奇妙な残酷な絵もあったっり。
エンドロールにゴヤの数々の絵画が映し出されるのですが、
そんな時代の背景があったのだな、と知ることができました。
常に民衆の姿を版画や絵画の制作をし続けてきた彼。
「黒い絵」と称される暗い、中には奇妙な残酷な絵もあったっり。
エンドロールにゴヤの数々の絵画が映し出されるのですが、
そんな時代の背景があったのだな、と知ることができました。
なんとなくゴヤの当時の気持ちが感じとられるようでもありました。
神父と少女のお話はフィクションなのかもしれませんが。
神父と少女のお話はフィクションなのかもしれませんが。
神父の心の移り変わりがわかりにくかったのが難点でしたが、
イネスの気持ちがいつまでも残るような映画でした。
イネスの気持ちがいつまでも残るような映画でした。
原題:GOYA S GHOSTS
(2006年)
製作国:スペイン/アメリカ
監督:ミロス・フォアマン
(2006年)
製作国:スペイン/アメリカ
監督:ミロス・フォアマン
*********************************
監督:ミロス・フォアマン
『カッコーの巣の上で』『ラグタイム』『アマデウス』の監督。
『アマデウス』は大好きでサントラのLP、今でも捨てられすにとってあります。
今回も衣装、時代背景、美術がすごいなーと思いました。
監督:ミロス・フォアマン
『カッコーの巣の上で』『ラグタイム』『アマデウス』の監督。
『アマデウス』は大好きでサントラのLP、今でも捨てられすにとってあります。
今回も衣装、時代背景、美術がすごいなーと思いました。
ロレンソ神父役:ハビエル・バルデム
『ノーカントリー』の不気味な役が忘れられません。
以前の記事ですhttp://blogs.yahoo.co.jp/iruka10215/54429698.html
今回はフツーの役でしたが、やっぱりうまい。
『ノーカントリー』の不気味な役が忘れられません。
以前の記事ですhttp://blogs.yahoo.co.jp/iruka10215/54429698.html
今回はフツーの役でしたが、やっぱりうまい。
イネス:ナタリー・ポートマン
『レオン』で一躍脚光を浴び、すます美しい彼女。
今回は二役。
二役どころか、美しさも見る影もなくなってしまった姿さえ見せてくれました。
女優魂を感じさせられました。
あそこまでやるなんて・・。
これは映画を見てのお楽しみです。
『レオン』で一躍脚光を浴び、すます美しい彼女。
今回は二役。
二役どころか、美しさも見る影もなくなってしまった姿さえ見せてくれました。
女優魂を感じさせられました。
あそこまでやるなんて・・。
これは映画を見てのお楽しみです。
今度公開される映画『ブーリン家の姉妹』
スカーレット・ヨハンソンとの共演。姉妹役。
タイプの違う二人の美の競演が楽しみです。
スカーレット・ヨハンソンとの共演。姉妹役。
タイプの違う二人の美の競演が楽しみです。
