祐一の祖母(樹木希林)
の苦悩も描かれる。
 
娘を足蹴にした大学生増尾(岡田将生)。
殺された娘を友人たちとバカにして笑って楽しむ増尾の姿を目にして激昂する父親。
殺した犯人も憎いが、コイツも許せない
 
方や、老人を食い物にする、悪徳商法にひっかかる、祖母(樹木希林
孫の殺人事件に憔悴しながら、バスの運転手に優しい声をかけられ、
立ち上がる姿が
 
さまざまな感情が映画の中にあった。
灯台から二人で朝日を見て、涙を目にいっぱい溜めた祐一(妻夫木)の顔が「悪人」には見えない。
感動する美しさがそこにはあった。
 
祐一を捨てた母親が言うセリフ。
「泣きながら謝る私にあの子はお金をせびるのよ」
でも祖母には、優しい孫としか思えない。
祐一の本当の姿はどこにあるのだろう。
 
人の持っている、「悪」と「善」を映画は見せてくれたようだった

各役者さんたちは、私がここで言うまでもなくすばらしかった。
音楽がすごくいいと思っていたら、
なるほど、久石嬢だった。