にっきで思わずつぶやいてしまった映画「アルゴ」
これ、サイコーに面白かったです。

ノンストップ、タイムリミット72時間  

この映画、実際にあったことというから本当に驚きました。
アメリカが18年間封印した、最高機密情報!!というのですが、
その作戦にびっくりしました。
 
1979年に起きたアメリカ大使館人質事件。
占拠される直前に6人の外交官が密かに抜け出し、カナダ大使館の家に隠れたのです。
その6人をイランから脱出させる為に、、CIAの人質奪還のプロ、トニー・メンデス(ベン・アフレック)がしくんだのが、ウソの映画を作って、イラン国中、どころかアメリカ国中も騙して6人を脱出させるという方法。
 
これは実に身も凍るような恐ろしい賭けでした。
 
 
以前、よくTVで公開処刑の現場のニュースを見た記憶があるだけに、
生々しい怖さが、映画を観ていると、こちらにも伝わってきます。
 
町ではクレーンに吊るされたアメリカ人の姿があったり。
 
そんな怖いイランの町中で、6人は偽ロケハンとなって、偽造パスポートで国外へ脱出しようとする。
彼らに設定された役を一夜漬けで覚えなければいけない。
ひとつ間違えば、処刑は間違いなし。
 
 
架空の映画をつくるのに、ポスターやら、宣伝やら、本格的にやっていくというところがアメリカのすごさだと思いました。
ハリウッドも騙してしまう。(一部の人たち以外)
 
CIAって、こんなこともするんだと驚きました。
 
まだ携帯電話のない時代というのも、また緊迫感があって良かったです。
 
電話に出る、出ない。
 
電話のベルの音が、また緊迫感を煽ったりします。
  
結末はわかってはいるけど、最後まで緊張して観てました。
 
冒頭に、大使館で占拠される前に、みんなしてあわてふためいて、書類をシュレッダーにかけたりして逃げるのですが、
 
シュレッダーにかけた山のような、裁断された紙くずは、イランの大勢の子供たちがパズルをするように再生していきます。
 
映画の進行と一緒に、だんだん顔が現れてくるのですね。
 
作戦もすんでのところで、中止命令が出たり。
 
とにかく、脱出する最後の最後まで、緊迫感はずっと続いてました。
 
ちょっと、心臓に悪いかも。
 
これは、監督ベン・アフレックの手腕のすごさ、を感じました。(演出で変わってしまいますものね。)
 
 
「アルゴ」という架空の映画をつくる思い付きが、トニーの子供が観ていた「最後の猿の惑星」。
 
子供の部屋にたくさんの「スターウォーズ」のフィギュアを映しだすところも良かったです。
当時のSFブームの時代をすぐに思い出しました。
 
空港で警備する革命防衛隊に、「アルゴ」の絵コンテをあげるシーンがあります。
嬉しそうに受け取る彼ら。
 
きっと映画の完成を楽しみにしたに違いありません。一瞬でも。
 
争いなんかしないで、みんなで楽しく映画を観ていたほうがよっぽど、いいのに、
って、ちょっとだけ思っちゃいました。
 
いや~、こんなにはらはらドキドキの映画は本当に久しぶりだったと思います