言わずと知れた幼くして、失明したレイ・チャールズの物語。
レイは7歳の時病気で失明してしまいます。
レイのお母さんは、息子を決して甘やかさず
転んでも、手を差し伸べずじっと我慢します。涙を浮かべながら。
自分が死んだ後も、一人でやって行かなければならないから。
幼いレイは耳をそばだてて音を聞き取ります。
レイの耳は研ぎ澄まされていくようになります。
ただ、愛する家庭がありながらレイは麻薬に、愛人に溺れていきます。
そこは、天才も一人の人間ですね。
あれだけの音楽を生み出していくのですから、相当なプレッシャーがあったのでしょうね。
それと、幼い時に体験した弟の死はいつまでも、トラウマとなってついてまわったのでしょう。
映像で見せる苦しみは、よくあそこまでさらけ出せたと驚きました。
男のずるさ、麻薬に溺れる醜い面。天才の別の面。
麻薬を止めるきっかけは家族でした。
やはり、幼い頃母から受けた愛情が、レイの人生においてずっと重要な核となっているのでしょう。
幸せな家庭。それが一番の望みなのでしょうね。
この映画は、映画館で観たかったと今、後悔してます。
なにしろ、音楽が本当にすばらしいです。
ゴスペルはもちろんのこと、カントリーもレイにかかると魂の歌になります。
次々と作り出されていく音楽は、聴きなれた曲も結構あって、
聴き惚れました。
レイを演じたジェイミー・フォックスは身振りも表情もそのものでした。
ピアノを弾く手つきも、なりきっていました。
あと、昔の懐かしい車の数々、
子供の頃の田舎の映像がとても美しかったです。
余談です。
子育て中にこの映画を観れたら、少しは違った子育てができたかも(??)
子育ての最終地点は、自立させることだと思うのですが、
ウチの場合、なかなか自立どころか、
お手伝いすら、ろくすぽしない始末。(苦笑)
これからでも、遅くはない?突き放してみる必要があるでしょうね。
そこが、なかなか難しいです。
