青春ものって楽しいです。
特にハチャメチャな青春もの。

 

「あの頃ぼくらはアホでした」
は夫が東野圭吾が好きで買ってきたもの。

 

面白いです!!

 

東野圭吾の私の中の印象ががらりと変わりました。

 

家にたくさんの彼の本があるのですが(主に探偵もの)
初めて読んだのがこのエッセイ。
『手紙』や『白夜行』の暗いイメージが一転、おかしい!!

 

小学校から大学までの赤裸々なエッセイです。
大阪の彼が子供の頃、インチキおっさんにだまされた話とか、
ワルの巣窟の中学で学級委員長をしていた苦労話。
女子更衣室の覗き見や、ちょっとした悪いことをした話などなど。
読書などずーっとしたことがなく、高校生になって推理小説を書くようになってから読書し始めたことなど。
一気に読めます!

 

「哀愁の町に霧が降るのだ」

 

ブック〇フで買いました。(1冊105円上・中・下があります)
椎名節が全開!パワフルです。

 

椎名誠がこちらもやはりハチャメチャな高校時代を送る話から始まります。
とにかく喧嘩っぱやい。
柔道をやっていたシーナは腕に自信があって、カーっとなると手が出る。

 

脚本学校に通いながら小さな雑誌社でアルバイトしている「椎名誠」
高校の時に知り合った「沢野ひとし」(後の椎名誠の挿絵には欠かせない)と
その友人弁護士を目指している「木村晋介」
唯一、一定の収入があるサラリーマンの「イサオ」の4人がおんぼろアパート克美荘で暮らすお話。

 

男4人で狭い1室で暮らすなんてむさ苦しい(笑)印象ですが、
サバサバしてて気持ちがいいです。
とにかくお金がなくても、ちゃんとご飯を炊いて、毎日の酒盛りは欠かせません。
かつお節とお醤油さえあれば、OK!というお料理。
それがなんともうまそうなのにおかしいです。
ちょっとしたモツ鍋が豪華に見えてくる。
「木村晋介」(TVでおなじみ?の)が弁護士の勉強しがてら、
きりもりしているのですが、しっかりものの父さん母さんといったところです。
同居人もだんだん増えていくのですが、サバサバさは変わりません。

 

ほとんど日が差さないアパート。
父さん役の「木村晋介」の号令のもと、布団を干しに河原まで運んだり。
みんなの楽しみはその後のカツ丼やさん。
ところが閉まっていて、ぶーたれた「沢野ひとし」のため、
仕方なく母さん「木村晋介」が鍋いっぱいのカツ丼を作ってあげたりと。

 

いや~、女性だったら絶対こうはいかないでしょう。
男性と女性の違いかな。
女同士でで暮らすのは難しそうです。

 

男の人っていいですね。

 

夜になるとコタツに入りながらめいめいの仕事に没頭。

 

いいなぁ。

 

このコタツは夏は質入れされ、「木村晋介」のトランクがちゃぶ台の変わりとなります。

 

今でも彼らの付き合いは続いているようです。

 

この話は「新橋烏森口青春篇」という本に引き継がれていってます。(未読)
本の雑誌」ができるまでがおもしろおかしく書かれている「本の雑誌血風録」も、オススメです。
またいつか紹介させて下さい