数年前のお話です。![]()
当時、小学生だった三女が公文の帰りに
子猫を拾ってしまったようです。
祖母から、「汚い、置いてきなさい!
」
と怒られて帰るに帰れず、
帰ってきても、家の中には、![]()
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入れずお庭で、小さな弱った子猫を
抱いている娘を、見つけました。
そっと見ると
随分弱っている様子。
本来なら私もきっと
「元の処に、返してきなさい」と言うのです。
アレルギー体質(家族ほとんど)
なので、動物を飼う事は、
無理だと言い聞かせてました。
しかし、あまりにも衰弱しているので
タイムリーに買ってきた牛乳を温め、
たまたま買って来たスポイドで、
(信じられないくらい揃ってた)
牛乳を飲ませる事にしたのです。
回復させて里親を探してあげようと
家族全員(母を省いて)大喜び
猫ちゃん用のミルクと哺乳瓶を
早々買いました。上手にお皿では
飲めかったんです。
玄関に、ダンボール箱を置いてその中に
飼う事にしました。
マスクしたり(鼻が詰まったり、肌がかゆくなる)
保護しながらの生活です。
いろいろ、当りましたが
なら飼うんだけど~
ねぇ~と言う人ばかり
諦めかけたもうすぐ2週間と言う所で
お友達のTさんが、「私が飼うわ。」
1年前に飼い猫を不慮の事故で亡くされて
もう飼わないと決めてたけど、やっぱり欲しいと
もらってくれることになりました。
お引渡しする前の晩
情の移った私は、夜遅くに大泣きしてしまいました。
見かねた主人が、
「断って、うちのガレージで飼えばいい」と
言ってくれました。
そこで、
この猫ちゃんの
幸せを思ったら、Tさんに飼って頂いたほうが
幸せだと思い切ることが出来ました。
泣く泣く翌日、猫ちゃんを![]()
連れて行きましたよ。とってもTさん喜んで
くれました。それから、ちょくちょく様子を伺いに
娘と伺いました。ランちゃんと、名づけられ
とっても可愛がって頂いてました。
(家に居た時は、チロルって)
不幸にも、ランちゃんは、
白血病で1年半くらいだったでしょうか?
(風邪のような症状みたいでした。)
短い生涯を閉じたようです。
申し訳ないことしました。
Tさんに、また、哀しい思いをさせて
しまったのです。もう、二度と飼わないって![]()
彼女は、これまでにも何匹か飼っていたのですが、
何故かしら、何年も居つくことがなかったのです。
お花を供えて頂くように持って行きました。![]()
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ランちゃんの冥福を祈った私です。
今でも、うちの家にもランちゃんの写真を
飾っている私です。
不思議な縁があったんだと
弱い動物を守る為にも、
不幸な動物を作らない為にも
賛否両論ありますが、去勢や避妊手術が、
必要だと感じました。
宮崎でも、いのちを救う会の方々が
里親探しとかいろいろ頑張っていらっしゃいます。
本日も、お付き合いありがとうございます。
感謝
感謝
読んで下さった方が、
ますます幸せになりますように