9月18日
フェイスブックを始めて、そちらがメインになってしまいました。
時々のアクセスで更新をしなくなってしまいました。
久しぶりです‼︎笑
せっかくなのでまとめます。
9月18日 阪神対広島戦。
球場に向かう阪神電車内で、阪神ファンの男性に話しかけられました。
「兄ちゃん、電車の中どないなっとるん?」
彼がビビるのも分かります。
私も乗客の赤さに驚いた一人でしたから。
二人の話題は藤浪投手へ。
出た結論は「大瀬良に笑顔でいいよと言われるようでは再起は無い」でした…
電車を降り、甲子園球場に向かうと…驚きの赤さ。
広島の放送局などが取材いていたりする横を通り過ぎ、友人達と入場口で待ち合わせ。
観客の多さで出会えないかと不安になりながらも、何とか合流し、入場。
スタンドに立った瞬間、鳥肌が立ちました。
まさかの真っ赤。
レフトスタンドなので、阪神ファンもいるだろうと思っていましたが、その阪神ファンも飲み込む赤さでした。
3塁アルプススタンドも真っ赤。
赤さは内野席を覆っていました。
13年CSの衝撃を超える赤い衝撃でした。
家で言っていたのですが、
「今日は勝っても負けても伝説の試合になる。だから、究極のところ、見に行けるだけでいい。だから結果はどっちでもいい」
とか言いながら、試合開始から私は緊張していました。
もし勝ったらどうなってしまうんだろう。
もし負けたらどんなリアクションしたらいいのだろう。
とか思いながら試合開始。
カープ応援のファンファーレで驚きました。
「ここはホンマに甲子園か?」
と自然に独り言が出てしまいました。
まるで、マツダzoom-zoomスタジアムの2階自由席でした。
そうこうしている内に、初回、松山選手の打席。
ハッピーバースデーを歌い、応援歌がワンコーラスからのチャンステーマという流れがあまりに美しくスムーズで感動していると、松山選手のバースデータイムリーヒット。
もう、完成された映画のワンシーンのようでした。
2回表、ワンアウト・ランナー3.1塁。
友人(阪神ファン)に聞いてみました。
「監督、このノムスケの打席でスクイズはアリですか?」
「カウントによってはあるかもしれないけど、警戒されて難しいんじゃないの?」
なるほどな…と思い、見ていたら、野村祐輔選手は送りバントを決めました。
そして、4回表。
同じシチュレーションでバッターボックスに野村祐輔選手。
また送りバントかな…と思っていたら、安部選手の好スタートからスクイズ成功。
私も阪神ベンチもまんまと騙されました。
油断大敵ですな…
思い出せば、この時の野村祐輔選手の打席ではチャンステーマでした。
応援団は何かが起こると期待していたのですね。
私の読みが浅かったです。
中谷選手と陽川選手のホームランはシビれました。
「阪神サイドからしたら、ホームランでも出して雰囲気を変えたいね」と、先述の友人に話をしていた矢先の4回ウラの中谷選手のホームランでした。
そして、7回ウラの陽川選手。
今年二軍戦を2試合観戦しましたが、両試合とも陽川選手は4番サードでスタメン出場し、ホームランありヒットありでバカスカ打ってました。
鳥谷選手がいなかったら一軍レギュラーだろうな…という想いで見ていた選手。
その選手にこのシビれる試合で、このシビれる試合展開で代打ホームランとは、恐れ入りました。
また、メンドーサ投手の後を受けて登板した石崎投手も2イニング無失点で切り抜け、陽川選手の同点ホームランにつなげていました。
中谷選手、陽川選手、そして石崎投手。
将来のタイガースを担う選手になるでしょう。
この流れで同点は、カープには厳しいかな…と思いました。
8回表、決勝点を叩き出したのが…
丸選手でもなく、松山選手でもなく、新井選手でもなく…
バティスタ選手だったのが、今年のカープの強さを示していると感じました。
バティスタ選手。
二軍の三冠王という触れ込みで育成契約から本契約に切り替え、一軍デビューから二打席連続ホームランというとんでもない記録を作った選手。
そして、今年のカープでブレイクした選手の一人です。
…菊池選手、丸選手が四球で出塁。
松山選手が凡退し、ワンアウト1.2塁。
代打を出す事無くバティスタ選手を信頼してバッターボックスに立たせた緒方監督の意気。
それに見事タイムリーヒットを打って応えたバティスタ選手。
陽川選手の同点ホームラン直後のこの得点で、
「これで優勝できるかも…」
と思う事ができました。
ここから先は、ワンプレー、ワンシーンで興奮と緊張と絶叫の連続。
バティスタ選手のタイムリーヒット直後、安部選手の強烈なライナーを大山選手が好守しダブルプレーに打ち取った時には
「ヤバいヤバい、一点差で勝てるか?」
と思い、
8回ウラ、ジャクソン投手の登板時には
「ああ、今村じゃなかったか…」
と思い、掲げる用に準備した今村ユニを着てジャクソン投手を応援し、
先頭打者の上本選手がヒットで出塁すると
「おいおいおい、やっぱり勝たせてくれんのか」
とドキドキし、
その上本選手が牽制アウトになった時は
「よっしゃああ、今村魂や‼︎」
と叫び(今村投手は牽制がチーム内でトップの上手さ)、
9回表、阪神・高橋投手が登板すると
「もしかして、岩本の所に『代打・新井』あるかな?」
と友人に尋ねてみたり、
本当に『代打・新井』が実現し、周りの阪神ファンも新井コールをするのを見ると、言葉にならない感激に浸り、
9回ウラ、守備につく新井選手を見ると
「新井さん、ボール落とさんといてや‼︎」
と叫び、
同じく9回ウラのマウンドに向かう中崎投手を見ると
「中崎、去年と同じように頼むで‼︎」
とまた叫び、
バッターボックスに入る中谷選手を見て
「ヤバいヤバい、またホームラン打つか?」
とビビってみたり、
中谷選手がアウトになり、鳥谷選手がバッターボックスに入るのを見て
「ここで阪神で1番アウトにならないバッターの鳥谷か…しんどいのう」
と嘆いてみたり、
その鳥谷選手が菊池選手のファインプレーでアウトになると
「そこは菊池や〜〜‼︎ありがとう!菊池〜〜‼︎」
と叫んで周りのカープファンとハイタッチをしてみたり…
伊藤隼太選手の打球を田中広輔選手が掴んだ瞬間、
「ああ、やっと勝った。優勝できたんや」
と、ホッとしてしまいました。
本当に目の前で繰り広げられる、選手達の輪からの胴上げ。
夢のようでした。
優勝監督インタビュー、去年テレビで見たのと一緒だ…と妙に感心してしまいました。
そして、選手達がレフトスタンド前まで来て礼をする頃に、やっと、これが現実に目の前で行われているんだ…とハッキリと考えられるようになりました。
本当、それまでが夢のようでした。
抱えられてスタンド前まで来る誠也、おんぶされて戻る誠也には、笑いと涙が一緒にあふれました。
まさか、本当に優勝決定の瞬間を目の当たりにする事が出来るとは思いませんでした。
感動を通り越して、夢見心地な心境でした。
優勝おめでとう!そして、夢見心地ありがとう‼︎
ps.1 この試合に先立って、鳥谷選手の2000本安打の表彰式がありました。
この時に使ったメッセージボード、実は巨人・阿部選手の2000本安打達成の時に使用したものなのです。
まさか、二人の大選手の2000本安打に接する事になるとは思いませんでした。
おめでとう!鳥谷選手‼︎
ps.2 この試合に行く前に、家族や友人に
「試合中、私は絶対取り乱すから、よろしくお願いします」
と事前にお知らせしていました。
実際のところは…
声の方は、最初から最後まで取り乱しておりました。
今回、1番リアクションを頂いたガヤは、4回表、安部選手のデッドボールの次に打席に入るエルドレッド選手へのガヤ。
「ブラッド、安部が歩いて帰れるようにホームランをお願いします‼︎」
…さて、感情的に取り乱す事があるかな…と思っていたのですが、結果の方は…
バティスタ選手のタイムリーヒットで涙が出そうになるも、乗り遅れ(理由はps.3で)、ジョンソン投手の牽制アウトでは、叫びながら涙が少し出ました。
『代打・新井』は、両チームファンの声援に涙よりもジーンときて、感激してました。
しかし、頭では別の事がよぎっていました。
「まさか、これが甲子園最期の打席にならないよね?来年も現役だよね?もし、この試合の後に新井選手が引退表明したら、最期になってしまうの?」
そんな事がないと思っています。
話が少しそれました。
…一番感情的に取り乱したのは、鳥谷選手の打球をファインプレーでアウトにする菊池選手に対してですね。
「負ける時はこんな所からランナーが出るから、アウトになったんだから優勝できるんだ」
そう思うと、いろんなものが出てしまいました‼︎笑
ここから先は本文の通り、ホッとしたのが勝って、号泣とかにはならずに脱力してしまった感じでした。
ps.3 そんな私について来た家族の反応ですが、正直、自分の事で精一杯であんまり分かりませんでした。
言えることは、尚子さんは試合一週間以上前から
「カープいつ優勝するの?胴上げは見られないの?」
としきりに尋ねていました。
そして、試合当日の拓が…
3回ぐらいから「眠い」と言い出し、私の膝枕で寝ようとしていました。
時々起きてトイレに行ったりもしていましたが、あのバティスタ選手のタイムリーヒットの時も、拓は私の膝枕で横になっていました。
立ち上がりたい私は…
「起きて、もうこっち(私に)は無理だから」
と一言だけ説明し、拓の体を起こして倒れないのを確認してから私は立ち上がり、叫んで、周りのカープファン達とハイタッチしました。
そのため、周りの盛り上がりから乗り遅れてしまいました…
その後、拓は尚子さんの方に身を寄せていました。
試合が終わり、選手達がマウンドに集まり、さあ胴上げが始まるという瞬間、拓は
「終わったんなら帰ろうよ」
と言い出し、
「まだ全部は終わってないから待って」
と説明して待ってもらいました。
優勝感とインタビューが終わり、一度選手達がベンチに戻り、さあレフトスタンドにあいさつに来るという瞬間、拓は
「もう終わったんなら帰ろう」
と言い、
「お願いだから、もうちょっと待って。みんながこっちに来ておじきするから」
と懇願し、しぶしぶ待ってもらいました。
レフトスタンドでのあいさつが終わり、誠也がおんぶされているのを遠目で見て、
高橋樹也投手が新井さんに肩を叩かれてスタンドに向かってバンザイをして、一緒にバンザイしている瞬間、拓は
「もういいやん、帰ろうよ」
と言い、泣く泣く、応援団のあいさつと応援歌1〜9番を聞きながら帰り支度をして、帰りました。
…とか言いながら、帰ってから拓は、母親とああだこうだと相談しながら学校の宿題『あのね日記』を、試合観戦のことを題材に書いていました。
最後に…
新聞や映像を見て
「あの赤いスタンドで、赤い点の一つになれたんだな」
と思うと、感慨深い出来事です。
親父と野球場と 2014年春~2016年春
親父と野球場と 2014年春~2016年春
2014年春、実家に帰った私は、親父と話をしていた。
話題は不振ながら起用されている堂林選手の事。
シーズン始まって1週間ヒットが出ない堂林選手の事をああだこうだ、2軍に落とせばよいなどと話をしている親父と私。
そこへ通りがかった母親が私達に言った一言。
「堂林だって頑張っているんだから、そんなに言わんの。」
翌日、ズムスタへ広島対ヤクルト戦を観戦に行った。
我が家族と、両親と兄で。
試合は大瀬良大地投手初先発。
接戦で延長戦となり、子供、女性陣は早めに退出し、親父と兄、私が残り延長まで観戦を続けた。
延長12回ウラ、マウンドにはバーネット投手、打席には途中出場の堂林選手。
私は叫んだ。「母ちゃんが悲しむから、堂林、打ってくれや。」
すると、2ストライクと追い込まれた堂林選手がバーネット投手の直球を打ち返し、このシーズン初ヒットがサヨナラホームラン。
私は、嬉しかった半面、叫んだ言葉で恥ずかしくなった。
親父との観戦記録が勝利に変わり、安心した瞬間でもあった。
6月、親父からメールが来た。
「ユニフォーム買おうと思うが、誰がいいと思う?」
私は本当に誰でもいいと思っていたので、
「気になる選手のを買ったらいいのじゃないかと思います。私なら、投手なら福井、大瀬良、今村…野手なら上本、東出、小窪…」
とメールを返信したら、後日親父に参考にならんと言われてしまった。
その後、親父は『背番号30一岡投手』のビジターユニフォームを購入した。
FA移籍の補償選手としてカープに入団した一岡投手。
巨人時代は無名ながら、カープに移籍してから中継ぎで投げまくって一気に人気を挙げた一岡投手。
選んだ理由を「いなかったら今の順位は無かった(開幕から首位争いをしていた)から」と答えた親父。
その買った『一岡ビジユニ』を着て、両親、兄の三人でナゴヤドームで観戦してきたと話を聞いた。
お盆に帰省した時、親父が白黒の古い写真を見せてくれた。
この写真には、整列した野球選手が映っていた。
聞くと、父方の祖父が広島で開催されたオールスターゲームの様子を撮影されたものだった。
父方の祖父は親父が中学生の時に亡くなったと聞いていて、祖父の家にある写真の印象が強かった。
その祖父を感じる写真を見て、祖父も野球好きだったのか…と思い、何だか、血は争えないのかな…と思うに至り、吹き出しそうになってしまった。
せっかく買った『一岡ビジユニ』を私にくれた。
私は、そのユニフォームを着てこのお盆に兄と二人で観戦に行った。
観戦後兵庫に帰り翌日仕事という予定だったので、球場は21時50分には出発するつもりだった。
すると、試合はもつれにもつれ、21時でも試合は終わらず。
結局、8回ウラが終了と同時に駅に向かってダッシュして最終の新幹線に間に合った。
新幹線内で脱いだ『一岡ビジユニ』。
せっかくの私との初陣で大変な目に合わせてしまった。
この年の最終戦で敗れ、3位が確定。
この試合、両親は球場へ観戦に行っていた。
私はクライマックスシリーズの観戦に行きたかったが、1敗1引き分けで敗退。
このつらい幕切れで2014年のシーズンが終わった。
2014年冬。
広島発のビッグニュースが駆け巡った。
新井貴浩選手、カープ復帰。
そして、黒田博樹投手、カープ復帰。
関西に住む私でも、マスコミや知人たちの反応からカープへの関心が一気に高まった感じがした。
2015年はどんな年になるのか、期待が膨らみ始めていた。
実際に2015年を迎えると、関西にいても黒田フィーバーを感じた。
広島でも、入団会見を民放全局が生中継していた。
両親との電話でもカープの話題が増えて行った気がした。
期待が高まるとともに、一抹の不安も感じてはいた。
4月に広島に行った。
2014年は観戦できたが、この時は日程が合わずに観戦できず。
その替わり、私一人で、球場のバックヤードツアーに参加。
選手たちの戦いの場を肌で感じる事ができた。
そして『津田プレート』を見たときは、見る事ができた感動とともに、男の生きざまを見た思いで胸が熱くなった。
7月某日、兄からメールが届く。
「全部売り切れになってた。」
私は返信する。
「ご協力ありがとうございます。残念ながら、作戦失敗ということでお願いします。」
あれは30年ほど前、私が安ぐらいの年齢の頃の思い出。
広島市民球場でのオールスターゲーム。
いつもと全然違う、色とりどりで満員の観客。
いつも以上に美しく見える芝生。
そして、観客全員の大合唱となったバースの応援歌。
『バース、かっ飛ばせバース、ライトへレフトへホームラン‼』
そんな思い出をもう一度、両親と、兄弟と、そして新しく家族になった嫁と子供達と作りたくて、今年広島で開催されるオールスターゲームを観戦したいと思った。
その話を母にしたら
「いつも私が段取りしとるけぇ、やってくれたら嬉しい」
と喜んでくれた。
兄、弟、私の三兄弟を中心に挑んだインターネット抽選の結果、全員外れ。
偶然休みだった兄と私で挑んだインターネット一般発売。
こちらも10分ほどで完売し、結局作戦失敗。
思い出のオールスターゲームをもう一度と思い、立てた計画を果たせなかった。
7月末のある日。
家族でユニバーサルスタジオジャパンに行っているときに、母親から電話が入った。
「お盆、いつ帰るん。日にち言ってくれたら、お兄さんにチケット買いに行かせるから」
とりあえず、日程を伝えると、しばらくして
「内野自由席があったから買っといた」
とメールが入っていた。
あの、黒田新井フィーバーの球場で観戦するのはあきらめていたのだが、思いがけず実現することに喜びを隠せなかった。
そして、帰省して実現した広島での家族と両親、兄との観戦。
私は春に『黒田ビジユニ』を購入していた。
理由は、黒田投手が帰ってきたら赤いスタジアムで迎えたいという思いから。
ちょうどこの日、黒田投手の先発。
偶然にも、両親たちの協力で、私が勝手に立てた約束を果たす事ができた。
試合内容は、ヤクルト山中投手がプロ入り初完封勝利。
また、後日、黒田投手がインタビューでこの日山田選手に打たれたホームランを悔しがっていた。
試合内容よりも、黒田投手を感じる事ができて嬉しかった。
そして、広島での黒田投手、新井選手に声援を送る広島のファンを感じる事ができて嬉しかった。
両親たちの協力で実現できて、嬉しかった。
私は9月と10月、甲子園に観戦に行った。
マエケンの勝利と、黒田投手の勝利。
しかし、クライマックスシリーズ進出は果たせずに終わってしまった。
そして、マエケン、メジャー挑戦表明。
春に感じた一抹の不安を想いながら年を越すことになった。
2016年。
カープは25年間優勝していない。
球団創立から初優勝まで25年かかっている。
いちカープファンとして、この記録を更新してはいけないと思っている。
多分、親父もそう思っていると思う。
壮絶な25年とともに歩み、初優勝を体感した親父の事だから。
世の中のシステムや環境はどんどん変わっていく。
それでも、忘れていた時期があったとはいえ、やっぱりカープファンな自分がいる。
まさか、自分が関西で生活しているとは思わなかった。
まさか、関西にいる時の方がカープファンになるとは思わなかった。
まさか、カープが25年間優勝から遠ざかるとは思わなかった。
まさか、黒田投手と新井選手がカープに戻るとは思わなかった。
まさか、メジャーリーガーがカープから二人も出るとは思わなかった。
そんなカープの試合を、また広島で観戦させてください。
親父、よろしくお願いします。






