音を紡ぐギターは、とても単純な構造の楽器。弦も6本が一般的。ひょうたん形のボディに丸い穴が1つ。だけど、紡ぎ出す音色は無限に感じるから不思議。そこには、ギターを作っている人の知恵や工夫も関係していると思う。表から見るとわからないけど、ギターの中は製作者の思いが詰まっている。1つ1つの音が絡み合って音の世界を紡ぎ出す。華やかさは無いかもしれないけど、そっと寄り添うような優しさを感じる。ギターは直接触れて音を出す楽器。だからかなぁ、同じギターで弾いても人によってまったく違う音が紡ぎ出される。それもギターの魅力の1つです。