「最低でも46兆円確保されたな。最低でもというのは他にも財源はいくらでもあるだろうという意味だ。これで食料品のマイナスXパーセントと、最低限のセーフティネットが確保されるはずだ。後はやれるかやれないかではなく、やるかやらないかだ」
ノンアルのカシスオレンジで口を潤すとさらに続ける。
「たとえば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける。三島由紀夫がかつて言っていた言葉でこの言葉については乱暴なように見えて、当たっている部分もあると思う」
「乱暴にも程があるわよ。暗殺なんて怖いこと言わないでよ」
お嬢様はさすがに暗殺という言葉に嫌悪感を示した。
「そ、そうよ暗殺が横行するようになったら民主主義の根底が覆されます」
高市もフォレストスモークチーズを取り落としそうになっていた。
「暗殺の概要と目的。暗殺は、単なる私怨や偶発的な殺人とは異なり、ターゲットの排除による社会的な混乱や、国家の政策変更、特定の組織の弱体化などを狙って行われます。テロリズムの一形態として分類されることもあります。Google AIでございますのであしからず」
女性陣は揃って非難を口にする。
「勘違いしないでほしい。俺も人を殺めるということは、人間がしてはならない最上位にある行為であると思っているよ。しかしながらそれほど政治というものは重いものなのだ。政治の方向性によっては驚くほど大勢の人の命に関わるのだ。その政治の世界で、さあ、今の政治家は真面目であると胸をはって言えるだろうか。それだけあんたたちのすることには責任と結果が伴うんだよ。三島の言葉は政治家に対して送った訓戒の言葉だと思う」
「もうっ!ねーーーー!」
珍しくお嬢様が大きく声を上げた。
全員がお嬢様に目を向けた。
「もっと面白い話してっ」
続くぞ! さあ声を上げる時だ 声を上げ続けたのならば 世界は必ず変わる ついしん面白い話してねはーと