物語そのものに抗う。主人公が、定められた予定された運命に抗う。
「竜†恋」はそういう物語だ。かのデモンベインと、少し似ているかもしれない。
英雄が竜を殲す。そんなありきたりな、予定運命。英雄譚。つまりは、夢(ロマン)。
いつだって捧げられるのは竜。それは、人々が英雄譚というロマンを求めているから。
 主人公の『僕』はそれに抗うのだ。(この作品は、登場人物の名が一切出てこないのだ)
フルコンプに要する時間、一時間強。おまけディスクのミニゲームにして、お祭りノリな、至高の傑作、「竜†恋」。評価の方も「珠玉の作品」などと、かなり高いこの作品。
 序盤はドタバタラブコメ(パロディ的な)、そして終盤は鋼屋節炸裂。竜殺しとドラゴンの壮絶な戦いが幕を開ける。
SADENDを見てからHAPPYENDを見れば、自然と鳥肌が立つ終盤の展開。
 そしてまた、BGMも魅力的だ。特に、『とある竜の神の詩』『とある竜の恋の歌』。
「現実世界にドラゴンが現れるという世界」を舞台にしたこの不思議世界観をもつ作品に合った、幻想的で壮大な曲である。
 竜†恋の『僕』もデモベの『大十字九郎』も、運命のループを打ち破る事に変わりはないが、竜†恋の場合は王道展開を。デモンベインは神の仕組んだループ世界を。
運命を、打ち破るのだ。ひぐらしもある意味そうだ。惨劇を打ち破り、大団円へと繋げるための物語なのだから。
総じて言えることは、プレイヤーが底知れぬ爽快感と、非常に良い余韻に浸ることができるという事だろう。僕は、こういう物語が好きなのだ。
僕の思った欠点を強いてあげるならば、従来のニトロ作品に比べてそういうシーンが多かった事と、主人公以外の男キャラの影が薄かったこと。(メットかぶってるから顔見えてないし)

それからいつも思うのだが、熱血や戦闘皆無、物語性がなく、女キャラばかりのPCゲーは、僕にはやはり、全くもって合っていない。その事を再確認した。そのうち克服……しちゃ駄目だな、人間的に。某N君も同じらしいので、非常に気が合う。
某A君に強く勧められたのでやってみた水夏、それから勉強面でもそっち方面でも料理でも尊敬する従兄弟に勧められたAIRは、なんとかメインルートの最後までプレイする事ができたけれど。ちょっとキツかった。戦闘は!?血と硝煙は!?魔術は!?……ニトロとタイプムーンのやりすぎである。大体全年齢版なのが救い(?)。

今日はかに玉を作った。「俺は固いアンが好きだぜ」とか思いながら片栗粉入れすぎでアンが固くなったww\(^O^)/ うむむ、次回は失敗しないぞ。
ちなみに今のところ作れるのは、カレーと麻婆豆腐、それからきな粉ドーナツ、そんでもってかに玉……これだけである。従兄弟がSUGEE……店開けるんじゃないの?ってくらいに料理がうまい。本当に尊敬する。僕も料理上手になりたいぜ……。
 従兄弟と言えば、とんでもなくイケメンでファッションも格好良い従兄弟が居るんですが、ガンダムとかめっちゃ好きなんです。あぁ、本当に尊敬しますわ。

そういえば塾の自習室で、二人でこそこそ話したり菓子だかを食っている二人が居た。一体、何をしに来ているのだろうか。集中していたので、流石に僕もかなりイライラしてしまった。傍らじゃ名大や青学、東大の赤本広げてる人が沢山居るから、やる気が出る場所なのに。