プチ潔癖症とG | 息子がひきこもりニートになりそうです

息子がひきこもりニートになりそうです

ひきこもりニートになりそうな息子を見て焦る母の、何とかしようとする日々の記録です。

息子はプチ潔癖症である。

新型コロナウイルスが広まり始めた頃から、さらに拍車がかかり、今は外出時は手袋を欠かさない。この気候で、見てる方が暑い。

手袋の上から、アルコールをかけている。
それは、どうなの?意味あるの?

私は、割と・・・というか、どっちかっていうと気にしない。うん、全然気にしない。もちろん、コロナ対策はちゃんとするけど。

例えば、息子のカバンを親切に取って渡そうとすると、

「ちょっ・・・と、なに触ってんの。おーもう、汚いなぁ。ウイルスついたかも。」

おいおい。母さんの手は綺麗だよ。

一人暮らしの息子は家に帰ったら、足を洗っていた。私は洗わないので、息子の部屋に入ろうとすると、

「足洗ってから入って。」

息子よ、母さんの足は綺麗ぞ。靴下も履いてるし。

そんな息子の一人暮らしに、ついにあいつが出現した。

Gだ。あの黒光するカサカサと這い回る、人類が繁栄するより、ずっと太古の昔からこの地球上に繁栄する、G。

息子からのLINE

息子「買い物行きたい」

私「何買うの?」

息子「Gが出た」

私「あー、じゃぁ駆除する薬かな。近くにドラッグストアあるでしょ。」

息子「どれ買っていいかわからん。」

私「店員さんに聞けばいいよ。」

息子「無理。」

無理かー。まぁ、そうね。人と話すの怖いんだもんなぁ。

私「じゃぁ一緒に行って買おう。」

息子「俺、一緒に行く意味ある?」

いやぁ、まぁ無いっちゃ無いけど・・・。それは、「買い物行きたい。」じゃなくて、「買い物してきて。」じゃんか。

私「わかった。ついでに買ってくるわ。」

息子「なるべく早く。家は全然いなかったのに、このアパートはメッチャ出る。それに隣の部屋から生ゴミの匂いがすごい。」


息子よ。実家は私が定期的に駆除してるからだわよ。

しかし、隣が臭いって・・・、それ大丈夫?隣の人、死んで無い?

息子「人の生活している音は時々する。」

じゃぁゴミ屋敷みたいな部屋なのかもね。

それじゃあ、息子の部屋のG対策しても隣で繁殖して、意味ないかもなぁ。

まぁ、仕方ない。ひとまずゴキブ・・・あ、Gの駆除剤買うかな。

ん、まて、そのお金は?
私もちー?