先日仲介させていただいた売買の買主さんから、解約したいとの連絡がありました。
わたくしは仲介させていただく物件は念入りに調査をしております。
不明な点は、売主さんにはもちろん、役所や近隣住人の方々にも聞き込み等させていただきます。
それでもなお確認できない点は、不明である旨を隠さずお伝えします。
その上で購入されるかどうかを買主さんにご検討いただきます。
決して、強引な売込みなどしません。
必ずトラブルに繋がりますから。
ですので、契約後の解約になることって、少なくともここ数年は全くありません。
解約のご連絡をいただいたときは、ホント久しぶりの驚きでした。
買主さんから、物件自体も価格も納得し、購入を決断したとの明確な意思表示をいただいた上での契約だったのですから。
気持ちを落ち着かせ、解約の理由を聞くと、どうやら第三者の無責任な助言?が原因の様子。
わたくしども業者より、友人や身内の意見を信用かつ重視するということです…
これまでの経験上、こうなっては解約の意思を翻意させることは、困難です。
ここからは、買主さんにペナルティのお話をしなければなりません。
この場合、売買契約後の買主さん側の都合による解約となります。
契約書に謳っております手付解除条項に従い、解約するには、買主さんは売主さんに支払った手付金を放棄しないといけない旨伝えました。
支払った手付金は返ってきませんってことです。
ところが、買主さんは不服そうです…
まさか、なんのペナルティもなしで解約できると思っていたのでしょうか!?
契約前に重説にて手付解除に関する条項は説明させていただいたうえ、署名押印いただいております。
少々、感情的になられていることもあり、後日改めて時間をつくっていただくことにしました。
次回は、手付金を放棄するだけではなく、仲介手数料もお支払いいただかなければならないことも伝えなければなりません。
わたくしどもは、成約後に手付解除となる場合、規定の手数料をいただいております。
買主さんは今回の解約で、
物件価格の1割の手付金を放棄し、物件価格の3パーセントの仲介手数料の支払いとなります。
つまり、物件価格の13パーセントものお金が消えてしまうということです。
契約前には、じっくり検討することがとても大事です。
ですが、いったん契約した後は自分の決断に自信を持って、迷いなく進んでいくことをおすすめします。
それが、余分に懐や気持ちを痛めない秘訣かもしれません。