昔の話になりますが、生産性が悪く事故が多かった会社を何とか

立て直そうと、ハインリッヒという人が様々な会社のとある統計を

取って、一つの法則を打ち立てました。

 

それは、1件の重大な事故の裏に隠された真実を暴く!

 

 

……というもので、製造業に関わるお仕事をされている方には

毎度おなじみ! 的な、そう、ハインリッヒの法則です。

(1:29:300の法則 とも言われます)

 

 

1件の重大な事故・災害(死亡など)が起きるまでには

29件もの軽微な事故・災害が起きています。

29件もの軽微な事故・災害が起きるまでには
事故や災害などには及ばないまでも

「うわっ! 危なかったぁ!」 「ギリギリセーフだったなぁ」

という、ヒヤッとしたりハッとする事案が300件も起きています。


では、1件の重大な事故・災害を未然に防ぐにはどうすれば?

1件の重大な事故・災害の裏に29件の軽微な事故・災害があるなら
29件の事故・災害をなくせば……という風に取り組むのは誤り。

それではいつまで経っても、いつかは誰かが死んでしまうような
リスクを抱えた職場になります。

なぜなら、なぜ29件も軽微な事故・災害が起きるのか、
根本的な理由が不明のままになるからです。

本当にせねばならない対策は、300件のヒヤリ・ハットを限りなく
0に近づける
ことです。

そうすれば、おのずとその上位の29件も減りますし、
さらに上の1件も0件になり、重大な事故・災害は起きなくなります。

これは、統計的にそうなっています。

この法則を見つけたハインリッヒさんは、職場のヒヤリ・ハットの
事案をかき集め、それをなくしていくことに注力しました。

すると、事故率が減ったばかりか、職場の環境が整い
結果的に生産性もぐんと伸びることになったわけです。

日本は今では安全にうるさい企業が多いですが、 「安全第一」
という言葉の由来は、実はここにあるわけです。

誰だって事故や災害で死ぬのは嫌です。
死ななくても怪我をするのだって嫌なものです。

ですので、各企業はKY活動であったり4Sや5Sで職場を整えたり
色々な活動を通して、ヒヤリ・ハットを撲滅しようとするわけです。



……と、ここまでは前振りです。

マジメな話かと思った方は、ちょっと残念でした。

テーマを 「ゲーム」 にしているのは間違いではありません。

ハッシュタグもおかしなことになっていることにお気づきでしょうか。

そう。


初音ミク Project DIVA Future Tone
の話だったりします!(ぉ

とある曲の PERFECT を狙う時、たった1回の SAFE が発生した
ために全てが台無しになることが、良く起きます。

そりゃもう、しょっちゅう。

そして、そこには、とある法則が存在するのです!



名付けて 「残念ながら SAFE でした の法則」 です! (マテ

 用語解説: 「残念ながら SAFE でした」
     SAFE 1つのために PERFECT を逃した状態のこと
     初音ミクシリーズではおなじみの称号


コンボ上限というのは、フルコンボした際のコンボ数です。

たとえば、フルコンボで300コンボの曲があったとすると
そのうち、FINE が29コンボ、COOL が残り271コンボです。

COOL はほぼ完璧! という意味なので問題ないのですが
FINE というのは、0.05秒近くはズレてる! という意味です。

この FINE が多くなってくると、必然的に0.05秒以上ズレて
いずれ SAFE が発生、コンボが途切れることになるのです!

下の写真が、一般的な事故現場の例です。
もう見飽きました。  うんざりです。
 


SAFE を発生させないためには……

 1) フルコンボの、必要コンボ数の少ない曲を選ぶ
 2) それが無理なら、FINE を減らす

1) は望めないため、どうしても 2) に取り組む必要があるのです。

今まで、私自身、FINE でもいいや、と甘んじていたところも
ありますが、「残念ながら SAFE でした」 を減らすには、
FINE を減らしていく必要がある
のではないでしょうか!



実際にはアーケード仕様の同時押しが、コントローラには不向き
とか色々ありますけどね……。