クリスマスイヴ。みなさんは何をして過ごしましたか?彼女と2人でデート?
ちゃき?いや、そんな事はありえませんよ。だって男子校通いの普通の中3。
中学校生活最後のクリスマスはだいたいこんな感じに仕上がっております。
「うーん、眠いな…。」
時計を見ると9時。補習にかかってるクラスメイト達は今頃補習を受けているのだろうか。ちゃきが気にすることでもないけどね。
そういえばAにDIVA2借りてたんだっけ?しょうがない、進めるか…。
朝食を食べていると電話がかかってきた。Aからだ。
『うっす、アキちゃんごめん』
「なんだよ、いきなり」
なにか謝られるようなことをしたか?と寝起きで動きの悪い頭で考える。
『いやー補習が終わる時間を間違えてて。駅で11時半に待ち合わせだったけど12時半にしてもらえる?』
今日はPSPを返すために駅で待ち合わせをしていた。だが、Aは補習にかかっていて、その終了時刻を勘違いしていたようだ。
「ああ、別にいいが」
『それじゃ、俺は補習だから。じゃーね、アキちゃん』
「また後で会おう」
そう言って受話器を置く。子機だから通話終了のボタンを押しただけだけどね。
朝食を終えたちゃきはDIVA2を進めていた。と言っても初音ミクの激唱以外はクリアしている。
かといって激唱は連打が追いつかない。なので他の曲のFCぐらいしかすることはない。
こっち向いてbaby(☆8)のFCをめざす。
そろそろ行くか。かなり時間をかけたが結局FCは出来なかった。JRで待ち合わせの場所まで行く。
よし、続きをやるか。
ひたすらやり続ける。何度も、何度も…
「よし!」
やっとできた…。音ゲーのFCの感動があるから音ゲーはやめられないんだよね(笑)
ふと時計を見ると11時半。駅に着いてから30分がたっている。そろそろAが来てもいい頃だと思いながら
『ラブリスト更新中』のFCをめざす。
ノリのいい曲。
ネギを持って踊る亞北ネルに惑わされながらもFCに成功。
時計を見ると12時10分だった。
あれ?11時半に待ち合わせだったよね?(いえ、12時半に変わりましたよ)
いくら何でも遅すぎる。
しょうがない、『みくみく菌にご注意』をFCするか…。
この曲嫌なんだよね。なにがって?昨日やったときにラスト6個でミスってFC逃したから。
死闘を繰り広げていると、Aが声をかけてきた。
「遅いじゃないか!」
口が先に動いてしまう。
「いや、待ち合わせの時刻より10分早いんだけど…。」
やっと思い出した。
勘違いしてたのはちゃきだったorzorz
「せっかくだし俺んちよってく?」
「ああ。そうさせてもらおう」
そういえばBがいない。
「Bはどうしたんだ?」
「あー、B?あいつは…チャリで競争してたらいつの間にか消えてた。俺んちにはもう何回も来たことがあるからたぶん先に行ってると思うよ。」
まあ、それならいいんだ。
家に行くとBがいた。いかにも閉め出されてましたよって状態で(笑)
時間もなくなってきたので家での出来事はカット。普通のキャッチボールや普通の過ごし方をしてるだけだし。
「やばい!塾に間に合わない!」
時計を見ると4時35分。44分の電車には乗れそうに無い。そう思ってあきらめていると、
「いや、アキちゃん!まだ間に合うよ!」
「急いで行こう!」
方向音痴のちゃきは二人の道案内してもらうことに。
ちゃきはダッシュ、AとBはチャリで。
「やばいな…このままでは手遅れかも…」
Aがつぶやく。
駅の横の踏切がしまっている。うわああああ!
非情にも電車は行ってしまった。
時計を見ると4時44分。さすがJR、時間通りだ。
だけどこの次の電車に乗ると塾の最寄り駅につくのが5時8分。授業が始まるのは5時10分だから、そこから走ってもとうてい授業には間に合わない。
愕然としているとBが提案をする。
「アキちゃん、ソレイユのシャトルバス(無料)を使えば間に合うかも」
駅までしか走れないペースで走っていた足をまた走らせる。そこではバスが―――出たばかりだったorz。
改めて時刻を確認。4時56分だ。ああ、あと14分で授業が始まってしまう。
改めて授業開始時刻を確認。
そうそう、授業は5時20分から―――え゛?授業は5時10分からのはずだった。少なくとも2学期までは。だってそのせいで遅刻を繰り返してきたんだし。
冬期講習から変わったんだね。ならば話は別だ。いつ来るか分からないシャトルバスを待つよりも、安定しているJRのほうがいい。
だが、次の電車まで残り8分。もう走る体力はどこにもない。
そうしているとBが「アキちゃん僕のチャリを使う?」と言った。
でも、鍵が…。
「俺がついていく。鍵は俺がBに返しておくよ。」
ありがたい!
「「そのかわりこんど何か歌ってね」」
次回「メルト・ワールドイズマイン・ツンデレのうた!その他」熱唱確定という恐ろしい事実に向き合ってられない。
今は急いで駅に戻る!
ふぅ。何とか間に―――合った?
まだ電車は来ていないようだ。
「自転車はいいからアキちゃんは早く行って!」
「A、ありがとう!」
それだけ言い残してちゃきは走る。ようやく一息つける。
塾の最寄り駅に着く。改札を抜けてもまだ10分ある。余裕だ。
ローソンで
カパッチョと板チョコ、メルティーキッスを買う。いや、チョコがないと頭が動いてくれないもので。
寒いので塾でほっとレモンを買った。でもすぐに授業が始まったので飲む時間はなかった。
授業は眠かった。まあ、一度やった内容だ。冬期講習なので難易度も下げてあるようだ。簡単に解けてしまう。
先生に当てられることもあるけどそこはぎりぎり起きてる部分で対応することが出来た。だがそんなことはどうでもいい。
クリスマスイヴにどうしてこんな事をしているのかと考えるとなんだか悲しくなってきた。
授業が終わり、ホットレモンをあけ―――うわっ!
空けたすきまからメガネをよけて眼に!かつて無い痛みがああああああ!まではいかないけど、痛い!
そしてぬるい!ぜんっぜん体暖まらないんですけど!
軽く落ち込んだところで、家に帰る。
家ではまあ、それなりのごちそうに分類される物があった。
ケーキを食べ、1日が終わる。
こんなところです。別に楽しいことがあったわけでもなく、彼女が居るわけでもない。
ホットレモンの件は落ち込みました。
A君、B君
ありがとうございました。無事に授業に間に合いました。
みなさんは楽しいイヴを迎えることが出来たことを祈ります。
そうでなくてもちゃきよりはマシだよね?あ、でも中3は受験か!私立のちゃきはその分子あわせだなぁ。
受験生のみなさん!頑張ってください!それではまた会いましょう!ノシ