「感染」 仙川 環

 

 話の流れが早くておもしろかった。 

臓器移植、誘拐殺人事件、ウイルス感染、白い巨塔、テーマがたくさん。 

幼児誘拐事件で子供が死んでしまう展開に驚いた。

最後の主人公のセリフがせつなかった。

 

 「きみはポラリス」 三浦しおん

 短編集。好きなのは「裏切らないこと」「森を歩く」

 

「ソロモンの偽証」

宮部みゆき

 

全6巻、長かった。でも途中飽きたりすることもなくおもしろかった。

中学生が学校内で裁判をするという話で、

裁判を開催する過程が強引だな、とか主人公たちが中学生にしては頭良すぎる、性格よすぎる、とかいろいろ思うところはありますが。

事件の真相もどんでん返しがあるとか、意外な人物が真犯人!とかそういうわけではないので、そこは物足りなく思った。

主人公が裁判をするきっかけにもなった、テレビ記者のような

嫌な大人を描くのはうまいなあと思った。

 

 「ツレはパパ一年生」細川貂々

 

 面白そうと思って読んでみたけど、うーん。。。でした。

妊娠中の様子を描いたのは面白かったけど。

 

 妻は仕事で、夫が子育てという設定がそうなのかも。

 仕事復帰して、子育てにあまり関わらなくなって、

夫の奮闘に他人事っぽくなって、、というところが一番もやもやしたかも。

赤ちゃんの世話におけるてんやわんや、、みたいなものが伝わらないというか。

ここらへんは普段子育てにかかわらない父親ってこんな感じなのかなと思った。

 

 育児の合間にさらっと読んで笑えるを期待してたけど、そうでもなかった。

育児本としても参考になるところもないし。

 

 仕事以外に外行っといでといえるツレ。優しすぎる。

 夜泣きが原因で妻に夫がキレるところとか。夫に共感。

キレられる前にツレをいたわってあげてほしかった。

「うるさいな」はひどいよ!

 

 あと、夫が語る外出時の世間からの冷たい仕打ちの体験が一番こわかった。

2008年の話だけど、今も都会はそんな感じなのかな。

 3か月目でBCGの予防接種してたけど、他はしてないのだろうか。