よく分からないけど朝からめまいがします(午後からは調子が良くなりました)

 

朝起き上がろうとすると目の前がグラグラしたのでハイエナに言うと

 

「あんた❗それは熱中症よ。ポカリを買って来ようか?あと何か欲しいものはない?ヨーグルトを買おうか?朝飯はどうする?湯豆腐を作ろうか?あんた、湯豆腐を食べなさい。俺は一時期豆腐をレンジでチンして食うのにハマっていたからな」

 

「何その消化がいいメニュー。私は風邪じゃないよ」

 

「あんた薬は?あと何分で食べられる?」

 

「あと25分ぐらい」

 

ハイエナは冷蔵庫から豆腐を取り出して皿に移しました。

 

いや出すのはまだ早いだろムキー

 

私はソファーで寝返りを打つとまた目の前がグラグラしましたムキー

 

10分後、ハイエナが豆腐をレンチンしました。だからまだ早いんだってムキー

 

すると

 

「まだ冷たいなムキー

 

と言ってもう一度レンチンしていました。

 

2分後にハイエナが「おーい出来たよ」と言ったのでテーブルに行くと爆発してぐちゃぐちゃになった豆腐が置かれていましたゲロー写真取ればよかった。

 

その横には小鉢に並々としょうゆが注がれていました。

 

 

「これは俺が作った酢醤油よ❗俺が作ったよ❗😤」

 

酢と醤油を混ぜただけでドヤらないで欲しいゲロー

 

私は爆発した豆腐を食べました。するとハイエナが

 

「おいしい?」

 

と聞いてきたのでなんかいらっとしました。豆腐をレンチンしたぐらいで何の言葉を期待しているのか。

 

一応

 

「おいしいよ」

 

と言いましたがすぐにお腹がいっぱいになったので残すとハイエナがすぐに食いましたゲローゲローゲロー

 

それからしばらく横になっているとハイエナが

 

「何か買って来ようか」

 

と言いました。

 

「冷蔵庫に肉があるから買いに行かなくていい」

 

と言うと

 

「肉を焼くか❗」

 

と言い出したので

 

「カレーにして欲しい」

 

と言うと

 

「作り方を教えて」

 

と言って来ました。

 

これはまた疲れることになりそうだなと思ったもののトイレに行くとまためまいがしたので今日は無理をせずハイエナに任せることにしました。

 

しかしですねムキー

 

「どうすればいいか教えて」

 

とハイエナは完全に受け身😅少しは自分で考えなさいムキー

 

「まずは野菜を切って」

 

と言うと

 

「野菜は切り方が分からない」

 

ムキーこの男はいつまで経っても自分で野菜を切ろうとしないムキー

 

なんか面倒だから行程を省こう。

 

「だったらまずは鍋に水を入れて」

 

「どれぐらい入れたらいいの?」

 

「カレーの箱に書いてない?1箱使うから1箱の水ね」

 

「5カップって書いてある」

 

ハイエナは鍋に水を入れました。

 

そして何を思ったのか箱を開けて鍋にルーを入れようとしましたゲロー

 

「何でいきなりルーを出すの?」

 

「えっ、ルーを入れて野菜を入れるんじゃないの?」

 

「先に野菜。野菜が良く煮えてから仕上げにルーを入れるの」

 

私は起き上がって人参とじゃがいもと玉ねぎを切りました。

 

玉ねぎを切るとハイエナが

 

「うわっ、その匂い無理!あんたいつもそれやってるの?ゴーグルとかつけてないの?俺にはできない」

 

「玉ねぎぐらいでガタガタ言うな」

 

それからハイエナに鍋の中に入れてもらいました。

 

ハイエナは換気扇を回してHIの電源を入れてダイヤルを回しました。

 

「これ普通に回るな。この前外れそうになったんだろ。今は普通だけどな」

 

「最近私が台所で何かをすると妨害が入る。私に何かが憑いている」

 

「本当におかんの仕業なのかな」

 

「他の霊かも知れないけど私が楽しいと思ったりリラックスすると妨害が入るから私に嫌な思いをさせたい霊だと思う。前に私が昼寝していたら上の子がママの顔が婆ちゃんにそっくりになってると言っていたからムスコンは隙があれば私に乗り移ろうとしている。自分が料理したいけどもうできないから嫁を怖がらせて楽しんでいる」

 

「ねぇ、灰汁っていつ取るの?」

 

いきなり会話を変えましたねキメてる

 

「灰汁は沸騰したら出てくるからそれから取るの」

 

「何か入れたら灰汁が取れるんじゃないかな」

 

「アク取りシートのこと?」

 

 

「いや何かを入れるんだよ。何かを入れたら灰汁が取れるんだよ」

 

「アク取りシート?」

 

「いや忘れた」

 

だったらいうなムキームキームキー

 

 

「この前クックパッドでカレイの煮つけでアルミホイルに穴をあけて落し蓋にしたらあくが取れるって書いてあったよ。でも今は灰汁が出てきたら取ればいいと思う」

 

ハイエナはへーそうなのかーという顔をしていました。

 

 

そして沸騰するとハイエナは

 

 

「沸騰したから灰汁を取るよ」

 

 

と言いました。しかし動かずに固まっています。

 

「ねぇ、沸騰したけど灰汁が出ないよ」

 

「まだそんなに沸騰してないんじゃない?」

 

「いや沸騰したよ。でも灰汁が出ないんだ」

 

耳を澄ますと換気扇が切られてグツグツ煮えている音が聞こえません。

 

「ねえ、もしかして電源切った?」

 

「えっ、沸騰したら切るんじゃないの?」

 

「いや沸騰してぐつぐつ煮ながらあくを取るんだよ」

 

「俺は火を切ってからあくを取るんだと思ってた!」

 

電源を切るのはルーを入れる時ですよ(# ゚Д゚)

 

「もう一度沸騰させて。沸騰したらあくが出てくるから出てきたら取って」

 

「どうやって取るの?」

 

「お玉で取るんだよ!」

 

数分後

 

「よし、沸騰して来た!」

 

ハイエナは換気扇を付けました。消したままだったのか。

 

ハイエナはお玉で灰汁を取りました。

 

そして

 

「ねえ、もうこれ以上灰汁は出ないよ!もういいよね!確認して!!」

 

 

と言ったのでキッチンまで歩いて行きました。

 

「これからどうすればいいの?」

 

「火を弱火にして15分煮る」

 

「弱火ってどれぐらい?」

 

「2か3」

 

「これであと15分煮込めばいいんだよね」

 

「はいそうです」

 

私は2階に洗濯物を干しに行きました。

 

リビングに行くと

 

「ねえ俺タバコを吸いに行ってもいい?」

 

とハイエナが差し迫った表情で言いました。

 

「火がついている間はダメです」

 

「ねえタバコ吸いたいんだけど」

 

「あと少しなんだから我慢しなさい」

 

ハイエナはイライラした感じでキッチンに立っていました。

 

そこに下の子が降りて来ました。

 

「飯何ー?」

 

ハイエナ「カレーよ!」

 

「やったー!!」

 

ハイエナ「俺の手作りカレーだけどな!」

 

すると下の子の顔から笑顔が消えて不安そうに私の方を見た後に黙ってゲームを始めました。

 

そりゃあハイエナの手作りだと思うと大丈夫か不安になりますよねぇ。

 

数分後タイマーが切れてハイエナがルーを割って鍋に入れました。

 

「これ煮ながらルーを溶かしたらいけないの?」

 

「それはダメみたいだね。どのメーカーのルーでも火を止めてから溶かすように書いてあるから」

 

「何でダメなんだ。煮ながら溶かした方が早いじゃないか」

 

「そんなの知らない。分からないんだったら箱に聞いてみろ」

 

「煮ながら溶かした方が早いと思うけどな!」

 

ハイエナはブツクサいいながらルーを溶かして

 

「よし、溶けた!」

 

と言って火をつけてカレーを混ぜ始めました。

 

「これは何で混ぜなければいけないんだ!もう溶かしただけで食えそうじゃないか!!手が疲れるで!!」

 

とブツクサ言っていましたが出来上がるとすぐに上の子と自分の分だけよそおってガツガツ食っていました。

 

そして「ホットケーキも作ってよ」と言うと

 

「作り方を教えてよ」

 

とまた聞いてきたので

 

「自分で作り方を見てやれ」

 

と言うと

 

「何でだよ。もう知らんぞ」

 

と言って

 

「だるい!!!」

 

とソファーに転がって寝てしまいました。

 

カレーを作っただけで疲れ切ってしまうとはいやはや。

 

作ってもらったとはいえ何だか疲れました。具合が悪くても安心して休める環境が欲しいです。

 

それではみなさんよい休日を!