すみません、寝落ちしていました。それでは気を取り直して書いていきます。
4月28日の朝。
前日に買って来た山崎のスイーツ
上の子とハイエナと私が前日に食べたけど下の子は好みじゃなかったらしく食べなかったんですよね。
それを朝から「これ食べていい?」と聞いてきたハイエナ。
「それは下の子のだから食べちゃダメ」
と言うと
「おーい!下の子!これもう食べていいよね?いらないよね?俺が食ってもいいよね」
と言って下の子が
「いらないよ」
と言うと
「あんた!これ半分こする?」
と私に聞いてきました。
私は
「今薬を飲んでいないから食べられない」
と言うと
「だったら俺が食う」
と言って一人で食べてしまいました。半分に切って嫁に残すと言う発想なないようですね。
その後のハイエナはインスタント味噌汁を飲みながらレンジで白飯とスライスチーズをどんぶりでチン。
ケチャップを見ながら
「これは消費期限が書いてないな!」
と言いながらもチーズ飯にケチャップをかけまくって食っていた。
朝から濃いものばかりでおえー
昼はハムと卵とレタスでサンドイッチを作りました。ハイエナはずっと寝ていました。
夕方ハイエナは冷蔵庫にサンドイッチを冷やしていたのに見向きもしないで白飯とスライスチーズをレンジでチンしていました。
「サンドイッチはいらないの?」
と言うと
「あれ俺のだったの?」
と白飯を平らげた後にサンドイッチを食って
残り少ない炊飯器の白飯(私の分)を「食べていいよね」と取り
翌日まで回したかった結構な量のカツオのたたきを一気に平らげた
私は物足りないのでちゃんぽんを作って食べた。
するとそれを見たハイエナが「俺も食べていいよね」と言ってチャンポンを作って食いました
その後私がスイーツを食べているのを見て
「一口ちょうだいよ」
としつこいので皿ごと渡すとハイエナはフォークを使わずにスイーツを手づかみして一口で三分の一ほどかぶりついた
その後更に小鉢の上に食パン二枚をのせて間にスライスチーズを挟んでレンチンして食っていた
ちなみにちゃんぽんは五袋入りの乾麺だった。それがとても美味しかったらしく開封したばかりだと言うのに翌朝起きると残り一袋になっていた
4月29日
朝私がしらす丼とこんにゃくの刺身を食べていると
「こんにゃくちょうだい」
と寄って来た。
正直あげたくなかったけどその時ちょうどちゃんとスライスされてない長いこんにゃくを食べていたのであげた。
多分不良品。
ハイエナは
「長くて噛み切れないやつをくれたやろ」
と言いながらも
「うまいな!これはいつものやつとは違うで!もう少しちょうだい!!」
と言うので一切れあげると
「もう一口ちょうだい」
と言うのでもう一枚あげると
「もう一口ちょうだい」
としつこいので
「もうあげないよ!一口が多すぎ!!」
とキレるとハイエナは不機嫌そうにふてくされていた。
仕方ないので食べるのを止めて残りをハイエナにあげた。本当はもう一袋あったけど開けるとすぐになくなりそうだったから開封しなかった。
その後ハイエナは自分でコーヒーを淹れて飲んでいた。
いつもと香りが違ったのでこっそり買って隠していたタリーズのドリップコーヒーを見つけて飲んでいるのかなと思って聞くと
「これはミルクを入れたからおいしい」
と言った。ちなみにミルクも買って来たばかりで私はまだ開封していなかった。勝手に開封すんなよ。
その後キッチンに行くと私がしらす丼を作った時に使った卵の空きパックの中にコーヒーのミルクの空き容器が二つ入っていたのでイラっとした。ついでに捨ててくれればいいのに。
その日は税金の支払い期日が迫っていたけど私は体調が悪かったので払いに行けそうにないとハイエナに言うと
「俺が払ってくるよ!」
と言った。
「でもハイエナに任すといつもお釣りを着服されるから嫌だ」
と言うと
「俺は着服はしない!でも小銭は取るけどな!」
と言うので
「お釣りでタバコを買うの?」
と言うとハイエナはガッツポーズをした
税金の他に水道代も払いたかったので対策として合計金額とお釣りの金額を封筒に書いてハイエナに渡すとハイエナは深いため息をついた。そして玄関の鍵も閉めずに自分の車のガソリンが減るのが嫌だからと私の車で税金を払いに行ってポケモンgoをして帰って来た。
それから晴れたので洗濯物を外に干そうとするとベランダに蜂がいた。
ハイエナに言うと「おれがやっつける」と言って二階に上がった。
私は鉢退治スプレーをハイエナに渡すとハイエナは使い方が分からないと言って缶の説明を読んでいた。
取っ手を引っ張って持ち上げて押すタイプ。遠くまで噴射するみたい。
ハイエナがベランダに出ると虫は本能で危険を察知したのか姿を消した。
しかしよく見ると角っこの方にフラフラ飛んでいたので
「蜂いるよ!」
と言ったがハイエナには見えなかった。それでもハイエナはベランダの角に向かってスプレーを吹いたが蜂はそれよりも上にいたので
「もう少し上だって!」
と言うとハイエナははるか上の方にスプレーを吹いた
「違う違うもう少し下だって!」
と言うとハイエナは一番下に向かってスプレーを吹いた
私が吹いてほしかったのはその真ん中あたりだったんですがねー
結局蜂には直撃しなかったものの少しだけスプレーが当たったようで蜂は逃げて行った。
ハイエナは
「もう蜂が来ないように吹いておこう」
と言って窓も閉めずに大量にスプレーを吹いた。
すると部屋の中にスプレーが入ってきて臭くなったので
「普通は窓を閉めてスプレーするよね。それ屋外用だよ。中にスプレーが入って来たから臭いんだけど?体に悪いよ」
と言うとハイエナは聞こえないふりをしていた。
そして一階に降りてリビングでハイエナに
「連休初日から食べすぎだし、人が駄目だといったことは反省しないなんて最悪!あんたはいつもそうやって人の言うことを聞かないで自分の間違った思い込みで突っ走るから周りは大迷惑!もっと人の話に耳を貸さないとダメ」
と言うとハイエナは背筋を正して手をからだの横にまっすぐつけて
「はいっ、はいっ、分かりました!!」
と言って私に深々と頭を下げると
なぜか壁に貼っていた学校からのお知らせのプリントが一枚突然剥がれ落ちた
ハイエナはそれを見て
「ひぃーっ」
と言いながら二階に逃げた。ムスコンは生前息子の結婚前に「嫁の尻には敷かれるな」と息子に言っていたので息子が尻に敷かれた姿を見て何か言いたくなったんでしょうね。
それから片付けで揉めて
その日の夕食はハンバーグだった。
お店で整形された焼くだけのやつ。
それがとても美味しくて子どもたちもハイエナも大絶賛していた。
もうソースがなくてもケチャップだけで充分で某ハンバーグ屋さんのハンバーグよりも美味しくて
「安いのにこんなにおいしいだなんて最高だね。食べに行ったらもっとお金がかかっていたよ」
「またここのハンバーグを買おうぜ」
「このハンバーグヤバい!ヤバすぎる!もっとおかわりはないの?」
と盛り上がっていると
突然フライパンの蓋の音がカーンと鳴った
下の子が見に行って「え、今の何が落ちたの?」と落ちたものを探していたが何も落ちていなかった。
ちなみにムスコンの得意料理はハンバーグ
舅もムスコンの数少ないレパートリーの中でハンバーグだけは大絶賛していたとかで
舅の会社の人もムスコンのハンバーグを食べに来て「お店が出せる味ですね」と大絶賛していたとか。だからムスコンは自分のハンバーグにすごく自信を持っていた。
私もムスコン流ハンバーグの作り方を伝授されたことがあって
ムスコンは一通り作り方を教えた後に私の方は見ずにフライパンをじっと見つめながら何か思うことがあると言った表情で
「この味を受け継いで欲しい」
と言った。でも全然普通のハンバーグの作り方だった。本当は嫁に教えたくない門外不出のレシピみたいな感じだったけど全然惜しむようなレベルじゃなかった
ムスコンは脳梗塞で倒れた後も「またハンバーグを作るよ」とろれつが回らないながらも言っていたのでハンバーグを作ることに人一倍執着していた。ちなみに子どもたちのご飯も毎日ハンバーグだった。
フライパンの蓋のカーンは私以外のハンバーグをほめるなんて許せないという戦いの開始のゴングだったんですかねー。もうムスコンはこの世にいたらいけない存在なのにまだ息子家族に張り付いて意思表示を示してくるから本当に嫌。もう染んでいるのにまだ生きて見張られているみたい。
長くなったので一旦投稿。